1,800円以上の注文で送料無料

アメリカ大統領選 岩波新書1850
  • 新品
  • 書籍
  • 新書
  • 1226-15-03

アメリカ大統領選 岩波新書1850

久保文明(著者), 金成隆一(著者)

追加する に追加する

アメリカ大統領選 岩波新書1850

924

獲得ポイント8P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2020/10/22
JAN 9784004318507

アメリカ大統領選

¥924

商品レビュー

4.2

7件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/07/21

トランプさん銃撃うけて読んだ。2020年の大統領選終盤時のもの。 アメリカが4年に1度むかえるハレの舞台。アメリカ国民は何を理由に投票するのか、敵意をむき出しにしたレースのあとの融合を演出する選挙戦の裏側も垣間見ることができた。 また、保守とリベラルで分極化が進んでいるとも。ライ...

トランプさん銃撃うけて読んだ。2020年の大統領選終盤時のもの。 アメリカが4年に1度むかえるハレの舞台。アメリカ国民は何を理由に投票するのか、敵意をむき出しにしたレースのあとの融合を演出する選挙戦の裏側も垣間見ることができた。 また、保守とリベラルで分極化が進んでいるとも。ライフスタイル、思想、都市と地方など。また、白人が多数派でなくなりつつあり、またキリスト教の影響も薄まりつつある。二転三転しながらもまた拠点に戻ってくるようなアメリカ社会、自国ではないのになぜか目が離せない。 たしかに、大統領の任期・選出方法、上下両院の連邦議会議員の任期・選出方法、大統領が指名する終身の連邦最高裁裁判官、それぞれの憲法上また慣行上の権限と相俟って、アメリカの統治制度は人為的なものが非人為的に作用する環境をつくり出せているように思う。

Posted by ブクログ

2023/10/12

ミクロとマクロの両視点からアメリカ大統領選を感じられる良書。 東大名誉教授の久保文明氏と『ルポ トランプ王国』の金成隆一氏の共著。とはいえ久保教授の担当部分は第1章1,2部と終章のみと限られ、金成氏の文章がメインとなる。 久保教授執筆部分の中では、政党政治の歴史についての記述が...

ミクロとマクロの両視点からアメリカ大統領選を感じられる良書。 東大名誉教授の久保文明氏と『ルポ トランプ王国』の金成隆一氏の共著。とはいえ久保教授の担当部分は第1章1,2部と終章のみと限られ、金成氏の文章がメインとなる。 久保教授執筆部分の中では、政党政治の歴史についての記述がかなり興味深かった。アメリカの2大政党制は「決定的選挙」を契機に両党の力関係や支持者層を大きく変えてきたのだとか。 3代ジェファソンの当選によりリパブリカンが隆盛し、南部の対抗勢力は7代ジャクソンを旗頭として民主党を結成した。そして16代リンカンの当選で共和党の成立が決定づけられ、現在の2大政党制が完成した。25代マッキンリーの当選によって共和党は全盛期を迎え、T.ローズヴェルト、ハーディング、クーリッジ、フーヴァーと共和党政権の時代が続く。しかし32代F.ローズヴェルトの当選を機に民主党は「大きな政府」に舵を切り、37代ニクソンが共和党から当選するまでは民主党の時代が続いた。 どれも高校世界史の授業でも習う内容ではあるが、2大政党制の観点から捉えることで各党のイデオロギーの変遷や国際政治との関連について理解が深まった。アメリカ政治史についてはいずれもう少し詳しい本も読んでみたい。 金成氏の執筆部分のうち、2章と3章は2016年アメリカ大統領選挙の予備選と本選のルポルタージュ。『トランプ王国』ほか金成氏の既刊との重複は定かでないが、個人的には面白くサクサク読めた。 支持者へのインタビューや党員集会の取材を通して分かる、アメリカ人の候補者の選び方が印象深かった。たまたま見た討論会の内容が気に入ったから、というように選んだ理由は必ずしも説得的なものではないが、それを堂々と自分の意見として主張する強さは日本に欠けているものだろう。 4章はよりマクロな視点からの大統領選の分析。 「リベラル」概念のアメリカでの変遷とヨーロッパとのズレについては今まできちんと理解できていなかったところ、わかりやすく説明がされており勉強になった。 ヨーロッパでは元々、体制からの自由を求める立場を言葉通り「リベラル」と読んでいたところ、アメリカではF.ローズヴェルトが自身の福祉主義を「リベラル」と呼び始めた。これに対してレーガンがヨーロッパ的な語法で「新自由主義(ネオ・リベラル)」を掲げたため、アメリカのみならず日本でも「リベラル」が保守と革新両方の意味を持つに至ったそう。

Posted by ブクログ

2023/01/26

一章は、アメリカの大統領、選挙の概要やその歴史を振り返る。私たちにとって、最もなじみのある日本の首相や議員との関係、あるいは、行政との関係とは大きく異なる制度であることがよくわかる。 今まではただ単純に大統領がどうやって決まるのか、といったところしか知らなかったが、なった後も、仕...

一章は、アメリカの大統領、選挙の概要やその歴史を振り返る。私たちにとって、最もなじみのある日本の首相や議員との関係、あるいは、行政との関係とは大きく異なる制度であることがよくわかる。 今まではただ単純に大統領がどうやって決まるのか、といったところしか知らなかったが、なった後も、仕事の進め方、といったところも解説してあって、興味深い、勉強になった。 二章、三章は、予備選挙、党員選挙から本番まで追いかけている。これまた日本との違いを感じた。議員が首相になるのではなく、一般人でも大統領を目指せる、といった仕組みだからこそ、選挙が他人事ではないのだろう。 これまでの著者の他のルポを踏まえて読むと、この本は、中立的な視点に立っており、俯瞰的に追いかけれた。

Posted by ブクログ