商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2020/10/14 |
JAN | 9784575670233 |
- 書籍
- 文庫
ごんげん長屋つれづれ帖(一)
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ごんげん長屋つれづれ帖(一)
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商品レビュー
3.9
7件のお客様レビュー
Audibleにて。 時代小説は苦手意識があったけど、こういういける系の話もあるんだと最近気付いた。 お勝さんが3人の子供達を育てる事になった経緯や、その話を子供達に話す場面が一番好き。
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江戸時代の長屋の話と言えば、人情に厚く、良くも悪くもおせっかい。貧しい暮らしの中で助け合いながら生きているって感じ。 質屋で番頭を務めるお勝も例に洩れず曲がった事が大嫌いなひと呼んで「かみなりお勝」と言われている。 小説の出だしはとっつきにくいが、お勝の素性が分かってくるとグッ...
江戸時代の長屋の話と言えば、人情に厚く、良くも悪くもおせっかい。貧しい暮らしの中で助け合いながら生きているって感じ。 質屋で番頭を務めるお勝も例に洩れず曲がった事が大嫌いなひと呼んで「かみなりお勝」と言われている。 小説の出だしはとっつきにくいが、お勝の素性が分かってくるとグッと話に引き込まれていく。 時代小説特有の「夜の帳が下りる頃」や「夜のしじまが〜」の表現もいい感じ(笑)。 おけら長屋によく出てきた「科を作る」も綺麗な表現で好きだなぁ。 十八五文の薬売りなんて言葉が出てきたら調べずにはいられない(笑)。 スカッとした性格のお勝がどんな風に騒動を解決していくのか続きが読みたくなる作品です。
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後半になってググッと面白くなり、次巻以降も読みたくなった。 かみなりお勝のきっぷの良さと、秘めた過去の痛みと、子どもたちに、周囲の弱き人に寄り添う温かな情が心地よい。 いろいろあっても、前向いて笑って生きていこう、生き抜こう、と思える時代もの。
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