商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2020/10/10 |
JAN | 9784150314538 |
- 書籍
- 文庫
姉さま河岸見世相談処
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姉さま河岸見世相談処
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
吉原内の殺人事件の真相を解明していくミステリー短編連作。話し言葉でリズムよく進行していく。主人公とその相棒の設定が面白い。とくに相棒の設定は好み。内容も面白く、明るい筆致だけど、吉原が舞台だとどうしても胸くそ悪い。
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元花魁の七尾姉さんは、落籍されたが、旦那が亡くなり、また、吉原に舞い戻り、千歳楼という見世を営んでいる。 4年前に禿として来た・たまきが、2年前に、風邪が元で、呆気なく死んでしまい、金福寺の快源和尚のお経が「ありがたくなかった」という理由で、未だ、成仏せず、時々、七尾姉さんの元に...
元花魁の七尾姉さんは、落籍されたが、旦那が亡くなり、また、吉原に舞い戻り、千歳楼という見世を営んでいる。 4年前に禿として来た・たまきが、2年前に、風邪が元で、呆気なく死んでしまい、金福寺の快源和尚のお経が「ありがたくなかった」という理由で、未だ、成仏せず、時々、七尾姉さんの元にやってきて、何かと、手伝っていく。 「お経がありがたくなかった」と言うより「姉さんが心配でまだまだしばらくは成仏できそうにない」と言うのが本心のよう。 お酒に目が無く、少し天然で、人情深い七尾姉さんが、吉原で起こる、悩み事や、難事を解決していく。 物語は、七尾姉さんと一緒に吉原に売られて来て、一年目に呆気なく死んでいった二つ違いの妹の語りで進む。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
元花魁が探偵の活躍をする時代ミステリー小説。ミステリーだが、シリアスではなく、随所にお笑い要素あり。『滔々と紅』より砕けた感じ。語り調で読みやすかったが、語り部は意外な人物だった。
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