商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2020/10/10 |
JAN | 9784569789514 |
- 書籍
- 書籍
中高生の悩みを「理系センス」で解決する40のヒント
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
中高生の悩みを「理系センス」で解決する40のヒント
¥1,430
在庫あり
商品レビュー
3.2
7件のお客様レビュー
『中高生の悩みを「理系センス」で解決する40のヒント』 著者 竹内薫 PHP 2020年 この本はサイエンスライターとして有名な竹内薫さんが中高生に向けて書いた「理系的なものの見方や考え方」に関して書いたものです。 この本ではいわゆる文系、理系の枠組みを前提に理系的な考え方と...
『中高生の悩みを「理系センス」で解決する40のヒント』 著者 竹内薫 PHP 2020年 この本はサイエンスライターとして有名な竹内薫さんが中高生に向けて書いた「理系的なものの見方や考え方」に関して書いたものです。 この本ではいわゆる文系、理系の枠組みを前提に理系的な考え方というのはどういうものかというのを40の文章によってそれぞれ説明しています。 ちなみに著者はこの本では話しをわかりやすくするために、理系=論理、文系=感情という区分けをしています。だいぶ雑な捨象ですが、わかりやすくするためにはいささか仕方ないのかも。 私が面白いなと思った箇所は「モンテカルロ法」です。 これは公式がわかっていないものでもランダムに選んだ乱数を用いたシュミレーションにより計算ができるというものらしく経済学やリバースエンジニアリングの世界でよく用いられる手法のようです。わかりやすい説明箇所の引用 例えば、円の面積を求める方法を考えてみましょう。私たちはそれを求める公式を知っていますが、公式を知らない状態で大まかに計算するにはどうしたらいいでしょうか。まず正方形の枠を作り、その内側にぴったりはまるように円を描きます。 そして、その枠の中に小さなビー玉、あるいは米粒のようなものを、ランダムにどんどん投げ入れていきます これはコンピュータシュミレーションで言えば、座標に乱雑に点を発生させるということです。画面上にポツポツと大量の点を打ったところで、円の中にいくつ点があるか数えます。 打った全ての点の数と、円の内側にある点の数の比率は正方形の面積と円の面積の比率に相当します 正方形の面積は計算できるので、この比率から、円の面積、そして円周率が求められます。 これはいわゆる確率分野のお話であるそうですが、著者自身も社会に出てから1番使えるのは確率と統計と書いているので、理系的センスを身につけたいならそこから勉強するのが1番いいかもれませんね。 あと理系的すぎて(学校の暗記ではなく理系的な記号操作を楽しいと思う人)学校の数学などがつまらないと感じている恐れがあるという話は学校が求めている理系像と大学などが求めている理系像の齟齬を感じるお話でしたね。
Posted by
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-78951-4
Posted by
こんなシリーズもあったんですね。多分、初めて手に取ったのだと思う。図書館で選んだものなんだけど、背表紙が地味で目に留まりにくいし、更にはタイトルも長いときたもんだから、なかなか手が伸びなかったんだろうな、きっと。内容は悪くないのにもったいない。そもそも本書も、竹内薫じゃなきゃスル...
こんなシリーズもあったんですね。多分、初めて手に取ったのだと思う。図書館で選んだものなんだけど、背表紙が地味で目に留まりにくいし、更にはタイトルも長いときたもんだから、なかなか手が伸びなかったんだろうな、きっと。内容は悪くないのにもったいない。そもそも本書も、竹内薫じゃなきゃスルーしてたかも。内容は、いつも通りリーダビリティは高くて、文系人間にも読み易いもの。将来を考える一つの取っ掛かりにもなりそう。YA向けとして、アリやね。
Posted by