

商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2020/09/30 |
JAN | 9784065211205 |
- 書籍
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わたしが消える
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わたしが消える
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商品レビュー
3.4
44件のお客様レビュー
「誰かがこの町で」が面白かった(の割に星3つ)ので、同じ作者の出世作、江戸川乱歩賞受賞作品を読んでみた。 黒幕の動機に現実味がない、という選評も一部にはあったが、無謬伝説に縛られた中央官庁だったら、あってもおかしくないのかも、と思えたので、エンターテイメントとしては十分に面白かっ...
「誰かがこの町で」が面白かった(の割に星3つ)ので、同じ作者の出世作、江戸川乱歩賞受賞作品を読んでみた。 黒幕の動機に現実味がない、という選評も一部にはあったが、無謬伝説に縛られた中央官庁だったら、あってもおかしくないのかも、と思えたので、エンターテイメントとしては十分に面白かった。
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面白くて一気に読んでしまった。 ぜひ実写化してもらいたい。 老人ホームの門の前に置き去りにされた認知症のおじいさんの過去が、想像以上に孤独で悲惨なものに驚いた。 門の前に居たから門前さんというネーミングセンスも絶妙だなあと感じた。 短い時間だけれど、祐美ちゃんに介護してもらえたの...
面白くて一気に読んでしまった。 ぜひ実写化してもらいたい。 老人ホームの門の前に置き去りにされた認知症のおじいさんの過去が、想像以上に孤独で悲惨なものに驚いた。 門の前に居たから門前さんというネーミングセンスも絶妙だなあと感じた。 短い時間だけれど、祐美ちゃんに介護してもらえたのがせめてもの救い タイトルの、わたしが消えるが、本当に重みがある その日が来るまで祐美ちゃんと親子水入らずで、楽しい時間を過ごしてほしいと思った
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元刑事でマンション管理人の藤巻智彦は事故に遭い病院で検査を受けたところ、軽度認知障害(認知症の前段階)と診断された。5年後に50%の確率で認知症に移行するという。葛藤する藤巻だが、娘の依頼で福祉施設の前で保護された認知症の高齢男性「門前さん」の素性を調べることに。門前さんと暮らし...
元刑事でマンション管理人の藤巻智彦は事故に遭い病院で検査を受けたところ、軽度認知障害(認知症の前段階)と診断された。5年後に50%の確率で認知症に移行するという。葛藤する藤巻だが、娘の依頼で福祉施設の前で保護された認知症の高齢男性「門前さん」の素性を調べることに。門前さんと暮らしていた女性を見つけるが、残された荷物には複数人の身分証など犯罪の匂いが…。 江戸川乱歩賞受賞作らしい。どうでもいいけど、選評が辛口すぎてちょっと笑った。 現状自覚はないが、認知症予備軍の主人公。自分が自分でなくなってしまうかもしれないことへの恐れ。これはおそらく誰にでも起こり得ることで、読んでいてなんとも言えない気持ちになった。 門前さんの正体については、当時のことは詳しくないのでわからないけど、ドラマで見たことがあるような設定だと思った。実際こういう人いたのかもしれない。 最後に亡き妻の気持ちを知り、娘と距離を埋めていこうとする前向きな結末がよかった。
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