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祟られ屋・黒染十字 その呪い、引き受けます 角川ホラー文庫
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祟られ屋・黒染十字 その呪い、引き受けます 角川ホラー文庫

敷島シキ(著者)

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祟られ屋・黒染十字 その呪い、引き受けます 角川ホラー文庫

682

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2020/09/24
JAN 9784041099575

祟られ屋・黒染十字 その呪い、引き受けます

¥682

商品レビュー

3.7

15件のお客様レビュー

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2026/02/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新しい方向から見せてくれるホラーミステリーでした! シンプルに面白く、読後のスッキリ感を十分に与えてくれ、更に続きを期待したくなる、読みたい気持ちにさせる終わり方で楽しくこの作品の世界に浸らせて頂きました。 敷島シキ先生の文章は読みやすくもあるんですが、ライト過ぎず、けれど硬過ぎない文章。頭の中で場面が想像しやすく、一つ一つしっかりと定着感があって好きです。 描写もしっかり怖いシーンは怖くて、あの行間使った ずずずずず何連発ですかー!?な使われ方は「いやこれ怖い怖い怖い怖い~っ!!」って読みながら繰り返す自分がいたり(笑)。怖いシーンだけではなく、コミカルな所は会話のテンポ、ツッコミなどが良くて、黒染さんのちょっとズレてる発言や、それにツッコミ入れる白崎さんが絶妙で普通に可笑しくて何度も笑ってしまいました。お話の過程で登場する人物達の持つ、黒い闇部分を不快に感じるシーンなどもあるんですが、その中で優しさも柔らかさも、切なさなども落とし込んでくれるので、全体的に読む面白さのバランスが良く、お話の収束も腑に落ちない部分もなく、気持ち良い読後で一気に楽しんで読ませて頂きました。 見せ場もここぞって感じで見せてくれるカッコ良さで締めてくれるので、ワクワク感もあり、あらゆる方向で刺さる作品。 超絶美形の黒染さんがかなり変わっていてズレた人なんですが、このお話も驚く程考えつかない方向から切り出されてくるので、最初はもうこの話の流れで神話!?日本ですよね?呪いですよね?現象がめっちゃ日本テイストですけど!?って驚きから始まり、一周回って分かる真実には成程ーっと、こうくるのかと、まんまとミスリードされてしまいましたが、謎解き部分の材料が面白かった。 今回の呪いの事件は人間の負が大きく出ていたもので、嫉妬、自尊心、保身などドロドロ具合が半端なくて、綾坂さんも大概肘鉄くらわしたくなる人でしたが、生田は本気でぶっ飛ばしたくなりました。社会の隠された闇がしんどくもあるお話。 そんなドロドロも見せながら、この主人公お二人が本当に良い味で緩和させて動いてくれるので、切なくて辛い部分の中、それだけじゃないよって優しい存在感と言葉が沁みてきます。 黒染さんは本当にギャップが凄く面白おかしい人で、超絶美形でこれやられると逆に狡い気がする(笑)。 発言がとにかく白崎さんもツッコんでましたが斜め上過ぎるんですよ。しかも不遜極まりなく苛烈に力強く、突如叱責してくるんですが、言葉のチョイスが何故そこやねん、みたいな。思わずポカンとなりそうなズレ方。マジで変な美形です。← でも一見滅茶苦茶っぽいのに不思議なパワーのある台詞で、それは彼の根底にある優しさで、そういう所普通に出してこられると狡ーっ!って感じで好きになります(チョロい)。 「恐れるな、信じろ」と、白崎さんに言う台詞は痺れますです。 祓うアイテムが100均とか密林とかで揃えるのも味。あれだけ上からズビシッな偉そうさなのに、依頼料取る事には「人助けに報酬を要求する事に…抵抗ってないか?」ですもん。好きだわやられるわ。← そんな黒染さんの適任バディが白崎さんって感じで。マイナスイオンを調節して溢れさせてそう。 黒染さんのフォローに苦労しそうなんですけど、ツッコミが神だと思う(笑)。「嫌な世界遺産だな」とか『最低の王子様だった』が私のお気に入りです。 終盤のラスボス対峙の掛け合いも、めっちゃ大変な状況なんだけど仲良いな~って、ドキドキハラハラしつつも息が合ってる感がニマニマさせられる。 そして見せ所の黒染さんは必見です!!もう、カッコ良かったー!!私の頭の中で鈴木次郎さん絵のアニメーションでした(笑)。 最後はしっかりバディ感。仕方ないなって言いながら、報酬取れない黒染さんに代わって白崎さんがしっかり舵を取りつつで祟られ屋確立!なラストが気持ち良かった。

Posted by ブクログ

2026/01/11

美形だけど変わり者、黒染十字の一挙手一投足が愛おしい。 とても読みやすく、白崎も親しみやすいキャラクター像で、白黒二人の掛け合いも味がある。 時には笑えるシーンもあって満足感がありました。 今は二巻までかな、切実に続きが欲しい作品です。

Posted by ブクログ

2025/09/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

お人好しというか、完全に同級生の自殺がトラウマになって進行形で苦しんでる人な気がする 摂食障害の女性患者に助言したら祟られたカウンセラーの白崎 元患者に祟られ屋の男・黒染を紹介され2人で祟りの元凶を探ることになる 百均やハンズで買った材料で作った手製魔除けを駆使して祟りと対峙する様を想像すると、そういう道具の見た目ってそれなりに大事なんだなってちょっと思った ギリシャ神話のゴルゴン姉妹の祟りとか初めて聞いたけど、なるほどと思える結末だった 白崎さん、仕事こなしながら黒染さんに付き合うのえげつない体力だ 生田が投稿した社員旅行の写真に小さく写る土倉さんは社内いじめで旅行中も孤立した姿がたまたま写り込んだんだな... 集合写真に入れてもらえなかったのかもしれない 地獄過ぎてゾッとする いじめの首謀者が死んで社内の空気は変わっただろうけど、復職した土倉さんをどんな空気で迎えるのか 大久保さんたちはいじめなんてなかったみたいな空気で迎えそうな気がしてる。

Posted by ブクログ