商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 亜紀書房 |
| 発売年月日 | 2020/09/18 |
| JAN | 9784750516684 |
- 書籍
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ディディの傘
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ディディの傘
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商品レビュー
4.2
15件のお客様レビュー
中編2作を収めた本書、読了に随分時間を要しました。なかなか理解が追いつかず、何か思考力を試されているような、そしてどんな作品かを上手く説明もできない自分をもどかしく思います。 著者あとがきと訳者解説には、前編「d」にはセウォル号事件の犠牲者と遺族に対するヘイト行為が、後編の...
中編2作を収めた本書、読了に随分時間を要しました。なかなか理解が追いつかず、何か思考力を試されているような、そしてどんな作品かを上手く説明もできない自分をもどかしく思います。 著者あとがきと訳者解説には、前編「d」にはセウォル号事件の犠牲者と遺族に対するヘイト行為が、後編の「何も言う必要がない」には朴槿恵大統領の罷免を願った「ろうそく集会」が、それぞれ背景にある、とありました。が、含まれるテーマが幅広いためか、捉えどころの難しさを感じました。 主人公や登場人物が強烈に民衆を扇動したり、強い熱量をもった人物ではありません。主人公は、身近な人と関わって、韓国社会の閉塞感へ幻滅しながらも、諦念ではなく静かに思索し続けます。 著者は、既存の韓国の社会体制や価値観へ疑問を投げかけ、変革のための一石を投じているように思います。私には難しかったですが、中編2作がセットになることで深みと質が増し、苦悩と希望を描き切っている気がしました。 無関心・他人事の傾向が強い日本人感覚では、本作の真意は届きにくいかもしれません。韓国の光州事件、日韓W杯、大統領の弾劾や退陣を求める機会での、あの大群衆の熱量はどこからくるのか…。やはりその背景を知るべきなのでしょう。 一人の人間は脆く弱く儚いし、ささやかな気遣いや優しさでは大きく世の中を動かしたりできないけれども、そんな悲しみや怒りを超越した「生」への希求が現れているようにも思います。 生ぬるい生活をしている自分が、生きる姿勢を問われている…、そんな普段なかなか経験できない読後感でした。
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韓国の小説である。2篇の別々の小説が掲載されている。dはタイトル通りのdとddの話であり、傘の貸し借りをするところからタイトルがとられている。韓国の状態を如実に感じることができる。「何も言う必要がない」は、女性二人の話である。そこには大学でのデモやその後のデモの参加が描かれている...
韓国の小説である。2篇の別々の小説が掲載されている。dはタイトル通りのdとddの話であり、傘の貸し借りをするところからタイトルがとられている。韓国の状態を如実に感じることができる。「何も言う必要がない」は、女性二人の話である。そこには大学でのデモやその後のデモの参加が描かれているが基本的には女性が韓国で暮らしていくことの大変さを描いている。
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斉藤美奈子さんの著作を読んで、これは絶対に読まないといけないやつだ、と思った本。 「d」と「何もいう必要はない」の2作品収録。
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