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三度目の恋
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三度目の恋

川上弘美(著者)

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三度目の恋

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2020/09/18
JAN 9784120053344

三度目の恋

¥1,870

商品レビュー

3.8

56件のお客様レビュー

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2026/01/29

なかなか凝った構成の作品 江戸と現在、平安と現在を行き来する。 随分以前に買ってまだ読んでない「高丘親王航海記」、読まねば

Posted by ブクログ

2026/01/24

夢長すぎない!? そんな小学生いる!? なーちゃんと梨子みたいな関係ある!? とツッコミはところどころ入れたくなりますが 逆にそれがこの物語の良さであり、深さなのかな。 伊勢物語に明るくなくても大丈夫です!

Posted by ブクログ

2026/01/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

川上弘美との出会いは、高校時代の教科書に載っていた短編『神様』だった。 大学生頃に再会し、まるで昔話を聞いているような仄昏い雨の夜の印象を受けたものだった。 それだけに、前半を読んでいる時の俗っぽさが、しっくりこなくて、戸惑ってしまった。 書店で最後の方をカンニングしていたので、前世、輪廻転生の絡むストーリーかと思っていたが、そこは合っていたものの、想像とは大きく異なる展開だった。 まず、主人公である梨子と夫・ナーちゃんには、前世からの縁はなさそうだ。 似た人物が登場しないでもないが、梨子が自然になーちゃんに恋をしたのが不思議に思えるほど、つながりが見つからない。 だから、梨子が自身のナーちゃんへの好意を分析した時の、「現代の社会規範や美意識の範囲内で、わたしが知っている中での最善の男を、ごく功利的に求めていたのだ」というのも、それを「ひそかなる指さし確認」というのも、納得の言葉だった。 むしろ、前世からの縁はかつて小学校の用務員であった高丘さんとの間にあったようだ。 とはいえ、彼にも最たる恋があり、2人の間に芽生えた感情も”恋”というよりは”愛(かな)しむ”という表し方がされている。 というよりそもそも、梨子が夢に見たものが前世である保証もない。 ただ明晰夢を見ていて、そこに高丘さんが遊びに来ているだけかもしれない。 いや、もしかすると、高丘さんはコールドリーディングに長けていて、話を合わせてくれているだけで、梨子が信じたような魔法も本当は存在していないかもしれない。 でも、梨子がナーちゃんへの愛し方しか知らずにいたために受けた傷に気付いたのも、様々な愛に、人に会い、触れ、一人の人間として円熟していったのも、魔法といえば魔法のおかげなのかもしれない。 ところで、”無意識に己にとっての最良を選択した”梨子の恋愛。 ”己の意志は許されず、さだめと思い定めて今を楽しむしかない”春月。 ”自律した恋を楽しむ一方、恋に苦しむ女をかなしく思う”女房。 梨子はどちらかといえば女房の時代の男女や恋を肯定していたが、本当にそうなのだろうか。 平安の女房は、春月のように真身を焦がす恋ができることを羨んではいないだろうか。 私たちは、今を生き、息苦しさを覚え、そこから抜け出したいと願う。 だから、”今”ではない時を生きる者に憧れたり理想を見出したりするのだと思う。 今、日本では少なくない女性が自ら恋し、見定めた人と結婚するけれど、もしかすると、吉原の春月は、女房は、それを”とんでもない”と思うかもしれない。 いつか未来で、誰かが、”今”を羨むかもしれない。 結局、どの時代においても、誰もが自分にとってその時最良な生き方をしているだけで、そこに普遍的な良し悪しなんて存在しないのかもしれない。 3人の女性や関わった人たちを見ていて、そう感じた。

Posted by ブクログ

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