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さらさら流る 双葉文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 双葉社 |
| 発売年月日 | 2020/09/09 |
| JAN | 9784575523942 |
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さらさら流る
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さらさら流る
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商品レビュー
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28歳の井出菫は、かつての恋人に撮られた自分のヌード写真をネットで偶然発見する。 親友の百合や家族、弁護士の助けもあり、写真を消去するために動きながら、菫は元恋人・光晴との日々や彼自身を思い起こす。 彼と一緒にいたとき、私が私でなくなるような感覚にいつも陥っていた……。 *** ...
28歳の井出菫は、かつての恋人に撮られた自分のヌード写真をネットで偶然発見する。 親友の百合や家族、弁護士の助けもあり、写真を消去するために動きながら、菫は元恋人・光晴との日々や彼自身を思い起こす。 彼と一緒にいたとき、私が私でなくなるような感覚にいつも陥っていた……。 *** 菫のたっぷりと受けた愛情を、素直に誰かへ返せるまっすぐさが眩しくて 光春の卑屈さが強調されている。 読中はずっと光春への怒りと気持ち悪さに震えるけど、 傷を抱えた菫が周囲に支えられて少しずつ立ち上がる姿に寄り添いたくなる。 警告も込めて、今の10代にはぜひ読んでほしい。
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菫と光晴の出会いは唐突だった。東京は暗渠が多いのはブラタモリを見て知っていたけどその理由が東京オリンピック前に街の景観を整える為にたくさんの川を暗渠にしたと言う事だ。目から鱗だった。 この足の下には隠れた水の流れがある。18歳の春人生で最初にそれを菫に教えたのは光晴だった。しかし...
菫と光晴の出会いは唐突だった。東京は暗渠が多いのはブラタモリを見て知っていたけどその理由が東京オリンピック前に街の景観を整える為にたくさんの川を暗渠にしたと言う事だ。目から鱗だった。 この足の下には隠れた水の流れがある。18歳の春人生で最初にそれを菫に教えたのは光晴だった。しかし22歳のあの夏一緒にいてもこんなに惨めで菫が菫である事を忘れさせ、いたたまれない気持ちにさせる男とはもう会うべきではないと決死の覚悟で断ち切った。凄い決断だと思った。次の日からの生活を想像するだけで自分には絶対できない。 暗渠の下を流れる淀んだ汚い川でも心がけ次第で時間は掛かるが自然の持つ力がいつか浄化してくれたのではないだろうか?次々と湧き上がる力に押されて『さらさらながれて』いってしまうのだから... 菫の圧倒的な強さに傷つけられ、おののき憎みながらもどうしても目を逸らすことができなかった。菫は他のどんな人間とも違っていたがその本質には少しも気付いていなかったのだ。 菫にも暗部はあるはずだ。菫は自分の奥底でわだかまった淀みから目を逸らす事をしなかっただけなんだね。光晴はなんて馬鹿なんだろうか。酔って記憶が無くなるのって最低。でもリベンジポルノで無かったことが救いかなぁ〜光晴に叩き落とされた谷底から自力で這い上がって辿り着いた場所はそのまま世界に繋がっている広大な場所だ。たぶん光晴には一度も経験した事が無い、選び取る事が絶対出来ない場所だと思う。 菫が駄目だった事は、本当は嫌なのに好かれたくて自分を殺して光晴に写真を撮る事を許した事なんだ 失敗しても転んでも一歩ずつ前進する事が大切なんだね。
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どんな人にも魅力的なところと足りないところがある。周りの人たちを傷付けたり、傷付けられたり…見放したり見離されたり、救えなかったり、救われたり…。 これは全人類が共通すること。 良い人も悪い人もこの世にはいない。 人そのものを感じされる作品。
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