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初夏の訪問者 紅雲町珈琲屋こよみ
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初夏の訪問者 紅雲町珈琲屋こよみ

吉永南央(著者)

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初夏の訪問者 紅雲町珈琲屋こよみ

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2020/08/28
JAN 9784163912462

初夏の訪問者

¥1,760

商品レビュー

3.8

17件のお客様レビュー

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2024/02/25

「小蔵屋」のような和食器と珈琲豆を扱うお店があれば近所にあったらいいな。草さんのような、いつもしゃんとしている人が身近にいたらどんなに心強いだろうか。紅雲町の街の風景やそこに住む人達のざわめき、風の匂い、そういったものを感じながら毎度読んでいるこのシリーズは楽しみの一冊。不穏な空...

「小蔵屋」のような和食器と珈琲豆を扱うお店があれば近所にあったらいいな。草さんのような、いつもしゃんとしている人が身近にいたらどんなに心強いだろうか。紅雲町の街の風景やそこに住む人達のざわめき、風の匂い、そういったものを感じながら毎度読んでいるこのシリーズは楽しみの一冊。不穏な空気が流れていてもちゃんと草さんが解決してくれるという安心感がある。

Posted by ブクログ

2022/06/12

人気シリーズ8作目。 生まれた町で好きな物を並べた店をやっているお草さん、高齢なりの知恵と勇気とおせっかいで町の事件を解きほぐす? 紅雲町は何かと波乱含みの日々。 怪しげな商売に走る人あり、アル中の弟を抱えた人あり。 コーヒー豆と和食器の店をやっているお草さん。 店の大事な店員...

人気シリーズ8作目。 生まれた町で好きな物を並べた店をやっているお草さん、高齢なりの知恵と勇気とおせっかいで町の事件を解きほぐす? 紅雲町は何かと波乱含みの日々。 怪しげな商売に走る人あり、アル中の弟を抱えた人あり。 コーヒー豆と和食器の店をやっているお草さん。 店の大事な店員である久実と恋人の一ノ瀬との仲も微妙なものがあって気になるのでした。 そんなある日、お草のもとへ「本当は村岡良一」だと名乗る男が現れる。 離婚した後に、水の事故で亡くなった幼い息子が実は生きていた? 詐欺かとすぐに思った草だが、男は証拠の品を見せ、話し方にもなぜか真実の響きが… お草が家を出た後に起きた事故なので、お草は現場にはいなかった。 とはいえ、まさか? 夫とは彼が芸術家の集まる集団を主催して高揚している時期に出会い、挫折した後に婚家に入った。 そこで草はひどい扱いを受け、それを止められない夫とついに別れたのだから。 結婚の詳細は当初は語られていなかったので、そんなこととはと驚きます。 幼い我が子の死は草にとって忘れることのできない悔いと悲しみであり、シリーズの底に響く重低音のようなもの。 え、まさか息子が生きていたという展開?! 家を出され、女中のキクの子として育てられたという男は、本当に息子なのか。 やがて真相とそのいきさつを知ることになるお草さん。 人の気持ち、思わぬことで絡み合う人生、我が子を救うための嘘。 しみじみとした余韻を残す作品でした。

Posted by ブクログ

2021/11/22

死んだ息子が突然お草さんに会いにきた!Σ(´□`;)自分の事だけでも大変なのに、ご近所問題も解決へ導く(゚A゚;)毎回思う事だけれども、お草さんを優しく見守る由紀乃さんの存在は大きい(^^)

Posted by ブクログ

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