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どこにでもあるケーキ
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どこにでもあるケーキ
¥1,870
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商品レビュー
4.6
5件のお客様レビュー
子どもの頃のシンプルな心の動きを思い出した。 大人になるにつれて、どうも複雑に考えすぎる。 初心に帰る意味でここに戻ってくるのもいいかもしれない。
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するすると読めた。三角さんの詩は、「よいひかり」のころからどんどん読みやすく、誰にも書けない透明感をたたえたものになってきている気がする。なぜ読んでいてこんなに爽やかな気分になるのだろう。 本のたたずまいも愛らしい。
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三角みづ紀さんの物語のような連詩。 少し尖った、感情の揺れやすい女の子を描いている。詩の特別さは、青くさいまだ幼い女の子の感情の部分だけを掬い取ってみせてくれる。感情の動きだけで、その知らない女の子の1年間の様子を想像する。 放っておいても、どんどんと成長していく年齢、日々は止...
三角みづ紀さんの物語のような連詩。 少し尖った、感情の揺れやすい女の子を描いている。詩の特別さは、青くさいまだ幼い女の子の感情の部分だけを掬い取ってみせてくれる。感情の動きだけで、その知らない女の子の1年間の様子を想像する。 放っておいても、どんどんと成長していく年齢、日々は止まってくれないし、覚えることも増えていく。いろんな感情を知ることになる。 彼女がこれを書いていたというホテルヌプカはいつか行きたいホテルのひとつだ。北海道のどこまでも広がる景色は、13歳の女の子の小さく淡い悩みや尖った感情を優しく包み込んでくれているような気がする。 そこからみえる景色をみたら、またこの本を読み返してみたい。
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