商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2020/08/24 |
JAN | 9784488439101 |
- 書籍
- 文庫
ニャン氏の憂鬱
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ニャン氏の憂鬱
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商品レビュー
3.7
9件のお客様レビュー
「ニャン氏」第3弾はまさかの?バンドを巡る人間ドラマで、心なしかニャン氏の影が薄い気すらするが、まあそれはそれで。 各章のタイトルが洋ロックのスタンダード曲のもじりになっているのが、楽しい。
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シリーズ第三弾。 今回は製缶会社に勤める傍らバンド活動をしている茶谷くんを主人公にお送りする、連作六話の謎解き譚です。 茶谷くんが勤務する会社の大株主である、“実業家”のニャン氏&秘書兼通訳の丸山さんが、ひょんな事から学生時代に茶谷くんが経験した、“密室からのヨウム(オウムじ...
シリーズ第三弾。 今回は製缶会社に勤める傍らバンド活動をしている茶谷くんを主人公にお送りする、連作六話の謎解き譚です。 茶谷くんが勤務する会社の大株主である、“実業家”のニャン氏&秘書兼通訳の丸山さんが、ひょんな事から学生時代に茶谷くんが経験した、“密室からのヨウム(オウムじゃなくて)失踪の謎”を解いたことをきっかけに、茶谷くんの行く先々で謎に遭遇するたびにニャン氏&丸山さんがどこからともなく現れて、解決に一肌脱ぐというお約束の流れです。 実業家で名探偵でもある“スーパーニャンコ”のニャン氏ですが、この巻では水や大きな音が苦手という“猫らしい”一面も見せてくれています。 様々な謎解きを楽しめるのは勿論、茶谷くんの成長も見どころで、バンド仲間との切ない決断が絡む第五話「ホスピタル・オディティ」や、シリーズ2作目の主役・田宮さんが登場する第六話「アンダー・ヒズ・サム」では、実質茶谷くんが謎を解いていました(ちょっとだけニャン氏というか丸山さんにヒントを貰っていましたが)。 そして、ニャン氏が見込んだ(?)若者(今回は茶谷くん)に財団へヘッドハンティングするも、断られてしまうというのも毎度おなじみの展開です。 いつか、ニャン氏の財団へ来てくれる有望な若者は現れるのでしょうか・・・なお、第四話「猫を見たかい」で登場するメイド姿の女の子は、1作目から何気に出ている来栖さんかと思われますので、いっそのこと彼女を勧誘してみては?と思った次第です。 ラストでは茶谷くんがバンドマンらしくニャン氏と丸山さんに曲をプレゼントしていまして、楽譜付きで巻末に載っているのが面白かったです。 因みに曲名は「猫だから」&「丸山氏のバラード」でございます♪
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シリーズ3作目 今回の主人公は製缶会社で働くバンドマンの茶谷くん 今回も収録は6編 逃げ出したヨウムと聞こえてきた歌声 銭湯で見つかった掛け軸の暗号 軟禁されていた王子の外部との連絡方法 音楽スタジオでの消えた利用履歴ノート 江戸時代でも本当に喜んでいたのか?前話の真相 ハム...
シリーズ3作目 今回の主人公は製缶会社で働くバンドマンの茶谷くん 今回も収録は6編 逃げ出したヨウムと聞こえてきた歌声 銭湯で見つかった掛け軸の暗号 軟禁されていた王子の外部との連絡方法 音楽スタジオでの消えた利用履歴ノート 江戸時代でも本当に喜んでいたのか?前話の真相 ハムスター失踪・宝石盗難事件 物騒な真相もあったりするけど、日常の謎の傾向が強くなった 銭湯の暗号の話なんかは終盤の二転三転する展開はよかった さらに、真相に関してはほのめかしで終わってるあたりも結構好みかも 前作での田宮さん、小森さんも登場したりと、シリーズを通した交流もちょっと 今回も同じような終わり方だけど。さらなる続編は出るのか?
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