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宇宙へ(下) ハヤカワ文庫SF
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宇宙へ(下) ハヤカワ文庫SF

メアリ・ロビネット・コワル(著者), 酒井昭伸(訳者)

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宇宙へ(下) ハヤカワ文庫SF

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2020/08/20
JAN 9784150122959

宇宙へ(下)

¥1,122

商品レビュー

3.8

20件のお客様レビュー

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2024/02/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

ソ連が1950年代に消滅されている歴史改変の世界でも、人種差別や女性差別は変わっていないという設定。米国主導の宇宙計画が継続して進んだ世界の1950~60年代の黎明期の物語。女性差別がひどい宇宙パイロットの門に切り込んでいく主人公始め女性たちの力強い物語だった。重要な計算業務に女性が果たした役割は変わらないし、そこからの成り上がり物語は楽しいし、科学知識も最低限に抑えられてるし、あっという間に読める。女性差別のひどさが語られるかというと意外にそうでもないから、嫌な思いになることも少ない。 主人公はパニック障害による投薬治療が続いており、その弱さは少し気になったけど、そのあたりは緩やかなゴールが設定されており、ある意味納得できた。発刊時と違い、今は3作とも出ているので次作を待たなくても済むのが今から読むのによいところ。次作の舞台は遂にタイトルどおり宇宙(火星)へ。

Posted by ブクログ

2023/07/18

「えっっ、ここで終わるの?!」 ……と、誰もが思ったことと思う(笑) 主人公が宇宙を目指し、幾多の難関を乗り越えて、いま、まさに打ち上げられたその発射シーンで終わるのだから。 この続きは続刊を買ってねと言うことなのかな。 女性が地位向上を目指して奮闘する物語は、小説でも映画でも...

「えっっ、ここで終わるの?!」 ……と、誰もが思ったことと思う(笑) 主人公が宇宙を目指し、幾多の難関を乗り越えて、いま、まさに打ち上げられたその発射シーンで終わるのだから。 この続きは続刊を買ってねと言うことなのかな。 女性が地位向上を目指して奮闘する物語は、小説でも映画でも、なぜか小気味いい。架空の1950年代のロケット開発史を描いた本書も、ある意味で痛快なストーリーと言える。 しかしその一方で、「隕石を落として地球を住めなくする必要があったのか?」と、ずっと思う。まあ、難しいことを考えずに、女主人公の活躍を楽しめばいいのだと思うが。 あと、これ絶対に正史との対比年表があった方がいい! 巻末の解説にでも載せてくれればいいのに。

Posted by ブクログ

2023/07/09

もしも地球に隕石が落ちてきたら?から始まる歴史改変SF!! 解説読んだらほぼ史実をベースに作り上げてるらしい。 驚きすぎて解説2回読んでしまった。 主人公が様々な差別にぶち当たる度に問いかけ、一つずつぶっ壊していくところがとにかく格好良くて爽快!! ちょいちょい挟まれるロマンス...

もしも地球に隕石が落ちてきたら?から始まる歴史改変SF!! 解説読んだらほぼ史実をベースに作り上げてるらしい。 驚きすぎて解説2回読んでしまった。 主人公が様々な差別にぶち当たる度に問いかけ、一つずつぶっ壊していくところがとにかく格好良くて爽快!! ちょいちょい挟まれるロマンス描写は正直要らないと思ってしまってその辺がノイズになったのは惜しかったが、それ以上の面白さが全部詰まっていた。 映画『ドリーム』が好きな人は皆んな好きだと思う!! 皆んな読んで!!!!! 面白かったー!!

Posted by ブクログ

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