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天皇の国史
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
| 発売年月日 | 2020/08/13 |
| JAN | 9784569843605 |
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天皇の国史
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商品レビュー
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18件のお客様レビュー
竹田恒泰氏の無料YOUTUBE動画、「竹田学校」全283講義を視聴した。 講義内容は、竹田恒泰氏の著書「天皇の国史」の授業。 めちゃめちゃ面白くて、夢中で視聴しているうちに、気づいたら全283講義が終わっていた。そんな感じでした。 その後に「天皇の国史」を読むと、びっくりす...
竹田恒泰氏の無料YOUTUBE動画、「竹田学校」全283講義を視聴した。 講義内容は、竹田恒泰氏の著書「天皇の国史」の授業。 めちゃめちゃ面白くて、夢中で視聴しているうちに、気づいたら全283講義が終わっていた。そんな感じでした。 その後に「天皇の国史」を読むと、びっくりするくらい内容が頭に入ってきました。 タイトル「天皇の国史」とあるように、古事記の神代から始まり、初代神武天皇〜令和天皇まで、歴代の天皇陛下を中心にすえた「国史」であった。 最新の研究成果や学術論文の内容も盛り込まれていて、非常に興味深かった。 全283講義を視聴した中で、私に一番強烈なインパクトを残したのが、「満州事変」を起こした石原莞爾。 昭和6年(1931)9月18日 、奉天郊外の柳条湖付近で関東軍が南満洲鉄道のレールを爆破して、これは、張学良の東北軍の仕業だと、自作自演の爆破なのに、いちゃもんつけて、満州に攻め込んだ。 国民党軍約23万に対して、関東軍はたった1万あまり、圧倒的な戦力差があった。 これが何と、僅か5ヶ月後の昭和7年(1932)2月には、ハルピンを占領し、日本本土の約3.5倍の面積の満州全体を軍事的に制圧してしまったのだ。 私は、凄過ぎて、度肝を抜かれた。 石原莞爾は、100年に1人現れるかどうかの「戦争の天才」だそうだ。 石原莞爾が満州事変を起こした理由としては、 1つは、ソ連の南下を阻止するには北満(満州北部)の要所を押さえる必要があったこと。 2つ目は、張学良政権の暴政に、民衆が苦しめられていたところを、救うため。 であった。 しかし、華々しい戦果を上げた、この「戦争の天才」石原莞爾は、その後どうなったかというと、東條英機により失脚させられてしまう。 当時陸軍内には2つの方針が対立していた。 1つは、米英と組んでソ連を叩く北進論。 もう1つは、日独伊露の4ヵ国が組んで米英を叩く南進論。 北進論を押していた石原莞爾は、南進論を押していた東條英機に失脚させられたという訳だ。 これにより、石原莞爾は、戦争の表舞台から一切姿を消してしまった。 それからは、東條英機が戦争の指揮をとり、日本は敗戦国となってしまった。 「竹田学校」の授業では、もしあの戦争を石原莞爾が指揮していたなら、負けていなかっただろう!もしかしたら勝っていたかもしれない!という見解だった。 実際に石原莞爾は、戦後こう言っていた。 「本土周辺、およびサイパン、テニヤン、ガムの内海洋諸島をいっさい難攻不落の要塞化し、何年でも頑張りうる態勢をとるとともに、外交的には支那事変解決に努力傾注する。」 「とくにサイパンの防備には万全を期し、この拠点は断じて確保する。日本が真にサイパンの防備に万全を期していたなら、米軍の侵入は防ぐことはできた」 竹田恒泰氏は、これを受けてこう解説している。 「もしマリアナ諸島を守ることができたなら、日本本土がB29 の航続距離に入ることはなく、東京をはじめとする全国の都市への空爆、そして広島と長崎への原爆投下は実行不可能だった」と。 「戦争の天才」石原莞爾の能力を活かしきれずに、日本は敗戦国になったのだと知って、今さらながら残念に思った。
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神宮に参詣する犬の話がいい 明和八年のお蔭参り流行の時、犬が初めて参拝した。一匹の犬が、外宮の北御門口から入り正宮の前の広前に平伏した。様子があまりに堂々としていたため、神主も通したという。この嘘のような本当の話が全国に広がり、犬に単独で伊勢参りさせる人が続出した。宿場町では犬...
神宮に参詣する犬の話がいい 明和八年のお蔭参り流行の時、犬が初めて参拝した。一匹の犬が、外宮の北御門口から入り正宮の前の広前に平伏した。様子があまりに堂々としていたため、神主も通したという。この嘘のような本当の話が全国に広がり、犬に単独で伊勢参りさせる人が続出した。宿場町では犬を泊めて水と食事を与える宿があり、犬が持参した銭から代金を受け取ることを原則とするが、逆に縁起が良いからと銭を括り付ける者もいた。いい話だ。本書の第四章に載っている。日本は何より安全な国であり、日本人は犬を人間と同等に扱う心意気があったことが分かる。江戸時代の話で、徳川政権の統治が優れていたことを示すかもしれないが、その下敷きには長い歴史に培われた日本人の社会意識があり、その中心に常に天皇がいた。本書を読むとよく分かる。日本人として、自分の世代でもこんな感心すべきエピソードを残せればいい。何ができるだろうか。
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久しぶりに、読むほどに思索が深まる本に出会った。 竹田恒泰の『天皇の国史』は、日本という国を「天皇」という一本の軸から見つめ直した壮大な試みである。 それは政治や戦の記録をなぞる単なる通史ではなく、 この国がいかにして“時間の連続”を保ち続けてきたのか―― その精神的な基盤を描...
久しぶりに、読むほどに思索が深まる本に出会った。 竹田恒泰の『天皇の国史』は、日本という国を「天皇」という一本の軸から見つめ直した壮大な試みである。 それは政治や戦の記録をなぞる単なる通史ではなく、 この国がいかにして“時間の連続”を保ち続けてきたのか―― その精神的な基盤を描こうとする、思想的な歴史書だ。 著者の筆致は精密でありながら、どこか温度を帯びている。 神話を史実と切り離さず、むしろ日本人の心の原点として読み解く姿勢には、 知識と信念の両方が感じられる。 史料に基づいた分析の奥に、 「人がなぜ祈り、なぜ受け継ぐのか」という根源的な問いが潜んでいるのだ。 とりわけ印象に残るのは、 “なぜ日本だけが王朝交代を経験しなかったのか”という一貫した問題意識である。 その問いを通じて見えてくるのは、 天皇という存在が制度でも宗教でもなく、 「この国の時間を継ぐ象徴」そのものであるという洞察だ。 読み終えたあと、静かな余韻が残る。 歴史とは過去の記録ではなく、今も呼吸している“生きた連続体”なのだと気づかされる。 そして、その鼓動の中心に確かに息づくもの―― それが「天皇」という存在なのだろう。
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