商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 飛鳥新社 |
発売年月日 | 2020/08/07 |
JAN | 9784864107723 |
- 書籍
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1は赤い。そして世界は緑と青でできている
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1は赤い。そして世界は緑と青でできている
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商品レビュー
3.6
13件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ニューロダイバーシティ、脳って思ったより一人一人違うんじゃないかなー、と、また思いました。 著者は文字に色がついているタイプ。色覚共感覚。 本書は、専門的に深く書かれているわけではなく、一色覚共感覚者としてどういう風に感じるのか、経験してきたのか、を綴られていてとても気軽に読める本になっています。 共感覚。一つのインプットから他の情報も連動してインプットされる。文字と色、や、味と形、など。 私も数年前までこのようなカテゴリー化がなされていることを知りませんでした。 先天的なのか、後天的なのか、そこも本書ではふわっと書かれていますが、 条件反射、みたいな部分もあるような気もしました。 それが幼いころに刷り込まれるきっかけなどがあれば、そうなるのかもしれない。 空間思考者についての本を依然読みましたが、それぞれの持っている脳の特徴によって、そのような条件付けがなされる傾向にある人や、他の分野や領域で脳の発達に特徴的な部分を持つようになる人など、 本当にそれぞれな気がしました。 著者として、この共感覚を持っていると知った時の自身への特別感、誇りを共有されています。 みんなそれぞれユニークで特別なのだと思いますが、 自分のことについて理解を深めることで、個々人か自分の人生の価値を感じられたらいいなーと、勝手ながら思ったりも。 過去を振り返る部分が多かったですが、 自分の脳の特徴を知ることで、その特徴を活かしてどう生きるかは、自分自身にとっての豊かさを充実させて生きるヒントになると思うので、未来志向で考えていきたいと思いました。 数字や文字、月や曜日になんとなくある色。 それを楽しむ余裕もあるといい。
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文字に色が見える共感覚をもつ大学生の手記。共感覚ゆえに苦労したことと、色字の感覚に誇りを持つ様子がやわらかい言葉で綴られていた。 感覚を説明するのは難しいだろうに、丁寧に言葉を連ねていて、読むのが心地良い。 匿名の他人を説明する時に「飴色の名前の先生」というように書かれていたのが...
文字に色が見える共感覚をもつ大学生の手記。共感覚ゆえに苦労したことと、色字の感覚に誇りを持つ様子がやわらかい言葉で綴られていた。 感覚を説明するのは難しいだろうに、丁寧に言葉を連ねていて、読むのが心地良い。 匿名の他人を説明する時に「飴色の名前の先生」というように書かれていたのが特に素敵。これは著者の共感覚がなくては出てこない表現だ。
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自分が当たり前だと思っていることを疑うのは難しいことなのだと実感させられた1冊だった。 共感覚。 聞いたことはあったけれどどんなものか知らなかった。 いろんなタイプの人がいるみたいだけれど、著者は数字や文字が色で見える。文字がその色に見えるというか、頭の中に浮かんでくる感じらし...
自分が当たり前だと思っていることを疑うのは難しいことなのだと実感させられた1冊だった。 共感覚。 聞いたことはあったけれどどんなものか知らなかった。 いろんなタイプの人がいるみたいだけれど、著者は数字や文字が色で見える。文字がその色に見えるというか、頭の中に浮かんでくる感じらしい。 共感覚を持っていない人も含めて、みんな人それぞれ違う世界が広がっているのだろうなと思うととても興味深い。 もしかしたら自分が当たり前だと思っている感覚が他の人にとっては当たり前ではないかもしれない。 周りの人の著者への質問が少し不快だった。自分と違う世界に興味があるのは分かるけれど、共感覚が病気なのかを本人に聞くのは失礼だと思う。
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