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ドキュメント感染症利権 医療を蝕む闇の構造 ちくま新書1510
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2020/08/07 |
JAN | 9784480073341 |
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ドキュメント感染症利権
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ドキュメント感染症利権
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商品レビュー
4.2
5件のお客様レビュー
新型コロナウイルス感染症の混乱の振り返りに始まり、医療学閥問題の端緒、人体実験を行った731部隊の暴挙と関わった医師が処罰されなかった事実、結核とハンセン病の差別の実態、医療に巣食う利権と癒着の実態を丁寧に鳥瞰して現在医療の問題点をあぶり出し、情報を一部権力者や専門家に握られるの...
新型コロナウイルス感染症の混乱の振り返りに始まり、医療学閥問題の端緒、人体実験を行った731部隊の暴挙と関わった医師が処罰されなかった事実、結核とハンセン病の差別の実態、医療に巣食う利権と癒着の実態を丁寧に鳥瞰して現在医療の問題点をあぶり出し、情報を一部権力者や専門家に握られるのではなく透明にして自ら考えるようにすべきとします。リテラシー向上のためにも勉強する意欲は維持しなければならないですね~
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パンデミックで可視化された、不都合を生じうる利権の問題が歴史の道程においてどのように生じたか。 国や体制や時に個々人の感情というものは、感染症という共通の敵を前にして対立や泥仕合を生んできた。 現代的な利権という語句の金銭要素よりはむしろ、日本や諸外国における感染症事例におい...
パンデミックで可視化された、不都合を生じうる利権の問題が歴史の道程においてどのように生じたか。 国や体制や時に個々人の感情というものは、感染症という共通の敵を前にして対立や泥仕合を生んできた。 現代的な利権という語句の金銭要素よりはむしろ、日本や諸外国における感染症事例において我々の共同体社会が不和を起こした結果救うべきものを救えなくなった、というものさしで測れない問題を改めて認識しなおすべきなのだろう。
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2020年7月の時点での新型コロナの問題点を取り上げているが、2021年4月の段階でも解決できている点は非常に少ない.本書では原因として旧厚生省と文部省の根の深い争いを指摘しているが、彼らが自分たちの組織を第一に考え、国民のことはおざなりにしている姿勢は以前から改善していない.さ...
2020年7月の時点での新型コロナの問題点を取り上げているが、2021年4月の段階でも解決できている点は非常に少ない.本書では原因として旧厚生省と文部省の根の深い争いを指摘しているが、彼らが自分たちの組織を第一に考え、国民のことはおざなりにしている姿勢は以前から改善していない.さらに731部隊の総括もないままにうやむやにしている現実を見ると、彼らの良心はどこにあったのか、寂しい限りだ.幸い我が国では新型コロナのワクチンが開発できなかったので、それに纏わる利権の問題は発生していないが、このような時勢でも鵜の目鷹の目で暴利をむさぼろうとする輩は出てくるに違いない.官僚機構の不効率な実態を厳しく指摘している好著だ.
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