商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社 |
発売年月日 | 2020/07/30 |
JAN | 9784478110713 |
- 書籍
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16歳からのはじめてのゲーム理論
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16歳からのはじめてのゲーム理論
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商品レビュー
3.2
38件のお客様レビュー
この本を面白くないと思うのかゲーム理論を面白くないと思うのかわからない。 何個かストーリーがあるけど、そりゃそうだよなーって感想か、何言ってるかわからないのどちらかだった
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広く複雑な社会の存在に気づき始める年頃を対象に、社会を見つめる方法としてゲーム理論の思考法を伝えてくれる本です。ねずみの親子と、彼らが見た人間たちの物語を通じて、普段駆け引きとは考えられないような、あまりにも身近な社会的行為の数々が、実は相手との駆け引きに基づく意思決定によって...
広く複雑な社会の存在に気づき始める年頃を対象に、社会を見つめる方法としてゲーム理論の思考法を伝えてくれる本です。ねずみの親子と、彼らが見た人間たちの物語を通じて、普段駆け引きとは考えられないような、あまりにも身近な社会的行為の数々が、実は相手との駆け引きに基づく意思決定によって成り立っていることが分かります。その点で本書は、ゲーム理論を理論として学ぶと言うよりも、読者によっては実社会を生きるうえで示唆するものが多く隠されているように思います。私自身がそうで、第二章の話を読んで膝を打ちました。他の人と意見が一致していても、「なぜ」を共有することでよりよい答えに到達する可能性がある。他人との情報共有をおざなりにしがちだったので、ハッとするものがありました。ゲーム理論の考え方をざっくり知ることが出来る、面白い一冊です。
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ねずみの親子が様々な家庭を屋根裏から覗き見しつつ、人の考え方に考えを巡らせる様子を通して「ゲーム理論っぽい考え方」に触れられる一冊。 本書内でも前置きとして「はじめに」で書かれているが、"この本は、ゲーム理論の教科書ではありません。" 物語形式の本編とゲーム...
ねずみの親子が様々な家庭を屋根裏から覗き見しつつ、人の考え方に考えを巡らせる様子を通して「ゲーム理論っぽい考え方」に触れられる一冊。 本書内でも前置きとして「はじめに」で書かれているが、"この本は、ゲーム理論の教科書ではありません。" 物語形式の本編とゲーム理論でどのように考えられるかの補足からなる内容が、全6章+1で構成された本書。 本編では専門用語を使用せず誰しも想像に難くない物語が展開され、補足を通して特定のシチュエーション下におけるゲーム理論的考え方を学べる。 言われてみれば納得できるが見落としがちな考え方を学べるので、学問として学ぶよりよほど明日から役立てることができそうな内容だった。 特に「人が何かするのには、理由がある」という考え方は、当たり前すぎるが故に見落としていないだろうかと自戒させられた。 政治家の判断を見聞きした時、記事や動画にコメントをつける時など、自分と考えが違った場合に短絡的に批判をしていないだろうか。 自分が正しいと思っていることをしていない人を馬鹿にしたりしていないだろうか。 そういったことを考えるきっかけになっただけでも読んだ価値はあったと感じる。 気になった点として、登場人物はA氏、B氏…、ねずみの親子はお父さん、お前、のように呼び合うので場面転換すると誰が喋っているのか混乱することがしばしば。 本書の著者が後に出版した「雷神と心が読めるヘンなタネ : こどものためのゲーム理論」も同じく物語と補足でゲーム理論に気軽に触れられる内容だが、物語としての完成度はそちらの方が高く読みやすい。
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