商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2020/07/07 |
| JAN | 9784023318762 |
- 書籍
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わかりやすさの罪
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わかりやすさの罪
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商品レビュー
3.8
77件のお客様レビュー
"わかりやすさ"の追求が私たちの思考や社会に与える影響を考察する一冊。読者は、物事をシンプルに理解することが必ずしも良い結果を生むわけではないと感じ、複雑さや曖昧さを受け入れることの重要性を再認識しています。特に、白黒思考に陥ることへの警鐘が響き、日々の情報に流されず、自分自身の考えを深める必要性が強調されています。メディアやビジネス書が求める"わかりやすさ"が、実は多様な視点や議論を排除しているのではないかという疑問も浮かび上がります。著者は、読者に思考の深さや多様性を取り戻すよう促し、単純化された理解に対抗するための新たな視点を提供しています。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
砂鉄節にどっぷりつかって読んだ。 身近な話題が多いので、当然なるほどと思うこともあれば、自分とは考え方が違うな、と思うこともある。 もともと砂鉄さんが、「考え方は人それぞれ違って当たり前」と思っている人だと知っているので、自分と違う考えが書いてあっても否定的な気持ちにならずにす...
砂鉄節にどっぷりつかって読んだ。 身近な話題が多いので、当然なるほどと思うこともあれば、自分とは考え方が違うな、と思うこともある。 もともと砂鉄さんが、「考え方は人それぞれ違って当たり前」と思っている人だと知っているので、自分と違う考えが書いてあっても否定的な気持ちにならずにすむ。久しぶりに本と対話しながら読んでいるような感覚を味わうことができた。 散々いろいろなことを語った後で、最後の方に「この本だって別に分かってもらうために書いてるわけじゃない」というようなことが書いてあってニヤリとしてしまう。 好みは分かれると思うが、私には楽しい対話の時間だった。
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武田さんの本は3冊目。前回の『日本の気配』の硬派でシニカルな本とつながる。 「わかりやすさ」がありがたがられる風潮に、待ったをかける孤独で厳しい戦い。 コミュニケーションは相手があって成り立つものなのに、 そこに「能力」という視点が入ることで、欠けている自分の問題にされてしまう。...
武田さんの本は3冊目。前回の『日本の気配』の硬派でシニカルな本とつながる。 「わかりやすさ」がありがたがられる風潮に、待ったをかける孤独で厳しい戦い。 コミュニケーションは相手があって成り立つものなのに、 そこに「能力」という視点が入ることで、欠けている自分の問題にされてしまう。 本来分からないものである他者との関係性まで、自分が理解すべき範疇に入れられてしまう。 「わかりやすい」まで達するには、膨大な思索や寄り道が必要なのに、 その雑多な道筋は相手にとっては不要な情報で、長い過程は書いてる側のエゴでしかない。 ニーズに応えて、手短に、1分でわかるように、要約して、必要なものだけ、を、 出さなければならないのか。 発言が許されるのも当事者とみなされた人だけで、 振り当てられた役割に沿ったものしか受け取ってもらえない。 音楽もサビだらけでどこを聴いてもキャッチ―な情報を圧縮したような楽曲になる。 しかもそれすら、イントロ不要、間奏不要、で 聴きたいと思うサビだけをつまみ聴きで消費されるらしい。 本来、みんなで議論を深め理解をすすめるべき問題が、 声の大きな人の雑なひとくくりの発言でわかりやすく押し出され シンプルがゆえに、多様性を認めず、雑なあいまいさは受け手に都合よく解釈され、 全体の空気が作られていく。 なぜそんなにわかりやすくない状況を受け止められないのか。 なぜ考えることをし続けられないのか。 結論を急ぎ、白黒でしか判断できず、一部を見てすべてを見たように思ってしまう。 消費するだけ、出されたものを一口食べて旨いかマズいか決めて、 もう次の皿に手を出すような、 あふれる情報を少しでも多く取り込みたくて焦っているような今の状況は 作る側の視点が欠落していて非常にバランスが悪いし、ただ気持ちが悪い。 作るって、簡単にできることじゃないのに。 作るを知らず、待つことに我慢できない人が増えていくのは、 社会にとって良いことではないだろうよ。
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本を要約したものを読んだことでその本を読んだこととする、そうやってその本に書かれていることを吸収する、みたいなビジネス寄りの本の読み方は、私も以前からちょっとどうなのかなと思っていた。そこまでして、情報を取り入れたいの?みたいな。本を読むことじゃなくて、情報を取り入れることが目的...
本を要約したものを読んだことでその本を読んだこととする、そうやってその本に書かれていることを吸収する、みたいなビジネス寄りの本の読み方は、私も以前からちょっとどうなのかなと思っていた。そこまでして、情報を取り入れたいの?みたいな。本を読むことじゃなくて、情報を取り入れることが目的になっているみたい。これって、三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』にも通じる話な気がする。
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