商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 理論社 |
発売年月日 | 2020/06/19 |
JAN | 9784652203804 |
- 書籍
- 児童書
震える叫び
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震える叫び
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商品レビュー
2.7
6件のお客様レビュー
ティーン向けホラーアンソロジーだけど、大人にも不気味さはちゃんと味わえた。幼少期に読んだらもっと怖さに浸れたと思う!各タイトル、絶叫始まりの縛りでもあるのかなと思ったけど、『カミカゼ・イグアナ』だけは違ったから勘違いでしたね。他6作品は叫び声からスタートしたけども。 訳者のま...
ティーン向けホラーアンソロジーだけど、大人にも不気味さはちゃんと味わえた。幼少期に読んだらもっと怖さに浸れたと思う!各タイトル、絶叫始まりの縛りでもあるのかなと思ったけど、『カミカゼ・イグアナ』だけは違ったから勘違いでしたね。他6作品は叫び声からスタートしたけども。 訳者のまえがきが興味深い。 p.004「恐怖というのは、考えてみればとても不思議な感情です。怖い思いなんてしないほうがいいに決まっている気がしますが、実際には、恐怖という感情があるからこそ、危険を予知したり、避けたりすることができます。恐怖を感じなければ、平気で高いところから飛び降りたり、暗い夜道を歩いたりしてしまうかもしれませんよね。猿は、一度も見たことがなくても、天敵である蛇を怖がるという説があります。もしかしたら、何かを怖がるというのはとても大切なことなのかもしれません」 『アイスクリーム・トラック』が一番好きかも。いい感じで大事な部分が隠されている看板がいやらしいな笑 アイスクリームはさぞ高カロリー増し増しで作られていたに違いない…大人より子供の方が肉が柔らかく美味しいかも。脂身少なそうだし。 『悪夢の特急列車』 母親からは口を酸っぱく「何がなんでも遅刻をするなと」言われている。その理由も文中で明らかになり、過去に一族に呪いを受けているからだと分かる。 パニックに陥りながらも、なんとかこの状況から脱したいとバックパックからアイテムを駆使しながら乗り切っていくのが見事。主人公が水泳部でゴーグルを所持していたり、バンド組んでいてドラムスティック持ち歩いていたり…と話に合わせてる感じは否めないが、スティックで座席を叩き兵隊達の動きを誘導していたのは面白かった。 『カミカゼ・イグアナ』 少女とイグアナの友好的な部分も含めて好きだった。人語が理解できる特殊なイグアナだったのかな。それも他のイグアナたちのリーダーみたいな?プールで指揮してた感じあったし、長みある。「アップ・ステージ」のようなアンガスと主人公の終わり方も好感度もてる。友情ではないけど、少し分かり合えた気持ちになれる感じ。 『ヒトリッコ』 入れ替わりって怖いよね。自分と同じ姿で現れて、抗わなければ奪われていく。ソイツが飽きたら家族はポイで、次の獲物を探しに戻ってくる。その間、自分は消えるのを待つだけ。怖い…「アス」を思い出した。あれも怖かった…
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児童向けホラーアンソロジー。子供向けだし楽しく読める……けれど、けっこう怖いのもあるかな。 ジョセフ・S・ウォーカー「ヒトリッコ」はおそらく、子供の頃に読んでいたらトラウマ級になる恐ろしさだったのではないでしょうか。とって替わられる恐怖、そして最も頼るべき親にすら助けてもらえない...
児童向けホラーアンソロジー。子供向けだし楽しく読める……けれど、けっこう怖いのもあるかな。 ジョセフ・S・ウォーカー「ヒトリッコ」はおそらく、子供の頃に読んでいたらトラウマ級になる恐ろしさだったのではないでしょうか。とって替わられる恐怖、そして最も頼るべき親にすら助けてもらえない恐怖。なかなかシャレにならない怖さです。 ダニエル・パーマー「悪夢の特急列車」が好き。これ、怖くもあるけれどそれ以上に楽しいんですよね。とんでもないものが次々に登場して、それと戦う主人公。さらになぜそんな呪いが降りかかってしまったのか、という因縁話の部分も好きです。
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ホラー。短編集。アンソロジー。 表紙とタイトルに釣られて読んだけど、想像以上に子供向けだった。 全体的には物足りなく、☆2くらいの評価だが、ピーター・ルランジス「プラットホーム」だけはかなり好み。 この一冊のなかでは難しめで、結末に一番怖さを感じた。
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