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逃亡刑事 PHP文芸文庫
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逃亡刑事 PHP文芸文庫

中山七里(著者)

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逃亡刑事 PHP文芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2020/06/19
JAN 9784569900230

逃亡刑事

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商品レビュー

4

61件のお客様レビュー

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2025/12/11

中山七里『逃亡刑事』PHP文芸文庫。 先に続編の『越境刑事』を読んでしまったので、遅ればせながら、本作『逃亡刑事』を読むことにした。 『越境刑事』より遥かに面白い。県警のアマゾネスの名を欲しいままに高頭冴子が暴れまくるのだからたまらない。 完成度が非常に高く、続編の『越境刑...

中山七里『逃亡刑事』PHP文芸文庫。 先に続編の『越境刑事』を読んでしまったので、遅ればせながら、本作『逃亡刑事』を読むことにした。 『越境刑事』より遥かに面白い。県警のアマゾネスの名を欲しいままに高頭冴子が暴れまくるのだからたまらない。 完成度が非常に高く、続編の『越境刑事』など書く必要などなかったのではないかと思うくらいだ。何しろ、本作でこれ以上無い程の最大の悪である警察組織の腐敗を描き、それに県警のアマゾネスが立ち向かい、徹底的にぶっ壊してしまうのだから、続編の必要など無いのだ。 単独で麻薬密売ルートを探っていた生田刑事が、カーディーラーのショールームで射殺される。その犯人を目撃したのは養護施設での暴力から逃れるために脱走した8歳の御堂猛だった。 千葉県警刑事部捜査一課のアマゾネスの異名を持つ高頭冴子が率いる高頭班が捜査にあたるが、猛の証言から早々と事件の真相に辿り着く。あろうことか、生田刑事を射殺したのは薬物銃器対策課の玄葉課長で、押収した薬物を市場に格安で流し、売上を懐に入れていたのだ。 しかし、玄葉の罠に嵌められた冴子は警官殺しの濡れ衣を着せられ、やむなくヤクザの山崎の手を借り、猛と共に逃亡を図る。 山崎の手引きで大阪のドヤ街に潜り込んだ冴子と猛だったが、やがて警察の手がドヤ街にも迫る。 本体価格920円 ★★★★★

Posted by ブクログ

2025/10/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

警官殺しの犯人を目撃した8歳の少年と警官殺しの濡れ衣をかけられた捜査一課の高頭冴子班長は、警察から逃げながら犯人を追い詰めなくてはならなくなる 苦境に陥る逃避行を社会の日陰に住む人びとが警察憎しで協力するさまは痛快 果たして真犯人を逮捕し膿を出し切れるのか?

Posted by ブクログ

2025/10/18

A地区の書き方が大阪を知っている人間としてはニヤリとする描写が多く、見る視点が変わるとそう感じるかもしれない、そんな気持ちで読めて面白い。 正義とは本当に厄介なもの。100人いれば100通りの正義があるのに、みんな自分の正義が正義だと思っている滑稽さ。

Posted by ブクログ