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レポート・論文をさらによくする「引用」ガイド
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レポート・論文をさらによくする「引用」ガイド

佐渡島紗織(著者), オリベイラ・ディエゴ(著者), 嶼田大海(著者), デルグレゴ・ニコラス(著者)

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レポート・論文をさらによくする「引用」ガイド

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大修館書店
発売年月日 2020/06/15
JAN 9784469222715

レポート・論文をさらによくする「引用」ガイド

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商品レビュー

2.3

5件のお客様レビュー

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2024/04/22

一般的なレポートの書き方マニュアルに比べると薄いが、具体例が多いので実践的。 DVDなど類書にあまり載っていない媒体の引用の仕方も載っていた。

Posted by ブクログ

2023/12/25

所在・利用状況を見る: https://sistlb.sist.ac.jp/opac/volume/236701

Posted by ブクログ

2023/11/17

近年、大学では、特に1年生向けの論文執筆に関する授業が重視されるようになってきました。 そんな状況のなか、論文の書き方に関する書籍は多々あります。しかし、多くは書誌情報の書き方など技術的な点ばかりに重きが置かれていて、肝心の内容については疎かになっているように思えるものも少なくあ...

近年、大学では、特に1年生向けの論文執筆に関する授業が重視されるようになってきました。 そんな状況のなか、論文の書き方に関する書籍は多々あります。しかし、多くは書誌情報の書き方など技術的な点ばかりに重きが置かれていて、肝心の内容については疎かになっているように思えるものも少なくありません。 本書は、「引用の形式的な側面よりも内容的な側面を重視して作りました」(p.iii)とあり、その点でかなり期待して拝読しました。 しかし、残念ながら問題点が数多く含まれていると言わざるをえません。 私が期待していたのは、自分の主張に説得力をもたせるための引用とはどのようなものか、といった内容でした。 それについては第2章で中心的に扱われています。例えば、同じ立場の主張を引用することで自分の主張を強めるとか、データを引用したり権威者の言葉を引用したりすることで自分の主張を補強する、などです。 しかし、第2章の後半に入ると、内容というより形式に関するものが中心になってきます。例えば、複数の文献を紹介する方法、とか、引用箇所を翻訳する方法、といった具合です。 「レポート・論文の内容をより良くするための引用とはどのようなものか」という内容に関する点と、「引用の適切な形式とはどのようなものか」という形式に関する点は、きちんと分けて記述されているほうがわかりやすかったと思います。 さらに、本書に誤りが多く含まれているのも気になりました。 例を挙げますと、まず引用の書式について、文化人類学の分野ではAPA書式が使われていると書かれています(p.62)が、米国人類学会(AAA)ではシカゴ書式を採用されています。 次に、シカゴ書式(脚注方式)に関して、「注1 筒井191–192」という例があります(p.77)。 しかし、シカゴ書式(脚注方式)では本来、脚注では初出時に書誌情報をすべて記載し、2回目以降は著者の姓とタイトルの短縮形を記載することになっています。 また、「シカゴ書式では、文献リストに書く書誌情報の出版社と発行年を、一つの( )で括ります」(p.77)とありますが、これも誤りです。 これは脚注における方式であって、文献リストでは出版社と発行年はカッコには括りません。なお、脚注と文献リストでは、著者名を「名 姓」とするか「姓, 名」とするか、カンマで区切るかピリオドで区切るかなど、ほかにもいろいろ細かな違いがあります。 そのほかにも、MLA書式で同一著者を表すダッシュがアンダーバーなっている(p.93)など、細かい誤りがたくさん気になりました。 最後に、本書が根本的におかしい点を一つ指摘させていただきます。 APAやMLA、シカゴ、IEEEは、いずれも英語での書式です。英語文献を引用する際には、いずれかの書式に従うべきです。 しかし、日本語には日本語なりに、引用に関する書式が慣習として存在します。日本語で執筆し、日本語文献を引用するのに、無理やりAPAやMLAなどに合わせること自体おかしな話なのです。 私は、英語文献を引用するときは、出典を上のいずれかの書式に合わせますが、フランス語文献を引用するときはフランス語圏で慣習的な書式を採りますし、ロシア語文献も然りです。 そして、日本語文献の場合は、自分の専門分野で慣習的に用いられている書式を用いるようにしています(ちなみに本書では「〇〇新書」ではなく出版社名を書くようにとあります(p.92)が、慣習として出版社名の代わりに「〇〇新書」といった表記が認められることも少なくありません)。 さらに、単に慣習としてでなく、学会自体が書式を定めている分野もあります(例えば『社会学評論スタイルガイド』(日本社会学会)や『文化人類学』執筆ガイド(日本文化人類学会)といった具合に)。 その場合には、それらに従うべきなのです。 にもかかわらず無理やり英語の書式に合わせようとすると色々と不都合が生じかねません。APAなら「References」とすべきだから「参考文献」と訳すとか、MLAなら「Works Cited」だから「参照文献」とか、そこまで合わせようとすると笑い話かとすら思えてしまいます。 内容面を重視するという本書の目的自体は良かったと思います。 しかし、残念ですが、本書より優れた類書はほかにもたくさんあると言わせていただきます。

Posted by ブクログ

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