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思索紀行(上) ぼくはこんな旅をしてきた ちくま文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2020/06/12 |
| JAN | 9784480436658 |
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思索紀行(上)
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思索紀行(上)
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
漢方の先生から借りた本。一人旅が好きだと話したら貸してくれた。立花さんの旅行エッセイ。 序論で収穫ありすぎた。 p29 冒険家のサルの遺伝子を持つ人はいつも、ここではないどこかに行きたいと思ってる←ほんとにそう 旅とはここではないどこかに行くということであり、 昨日のようでは...
漢方の先生から借りた本。一人旅が好きだと話したら貸してくれた。立花さんの旅行エッセイ。 序論で収穫ありすぎた。 p29 冒険家のサルの遺伝子を持つ人はいつも、ここではないどこかに行きたいと思ってる←ほんとにそう 旅とはここではないどこかに行くということであり、 昨日のようではない明日に確実に、しかも安全に出会えること。 安全というのは、旅はいずれいまここに戻ってくることを前提にした行為だから。 それ故に、冒険心遺伝子を満足させるとともに、冒険心遺伝子より強い遺伝子、不確実な未来にすべてを賭けたくはないという最終的安全性確保の遺伝子をも同時に満足させてくれる行為で、 100%冒険家から見たらちょっとズルい行動。 死んでも団体ツアーに参加したくない、 だけど山頭火や芭蕉のような漂白の旅に惹かれないとあって、これだけ聞くと求める旅のレベルが似てるかもと思った。 p37 旅することのいちばんのよさは、あらゆる日常の呪縛から離れた精神の自由さにある←わかる!!!! チケットを取っておかないといけないところ以外は予定を決めない。 コロナ明けすぐのウィーンの旅は、どのチケットも取らなかった。(ヴェルヴェデーレ宮殿だけは流石に当日チケット売り切れてた) 印象的だったのは、観光1日目に適当に歩いてたら分離派会館に着いたこと。ベートーヴェンフリーズを生で見れたことに感動した。働いたお金をここで使えたのが嬉しかった。 それ以来、ベートーヴェンフリーズは絵画の中で一番好きな作品になってる。 p41 今までの旅の内容をアウトプットしないことを惜しいとは思わない。全部私の中で今現に生きているから←泣いた。わたしも、別にもちろん仕事でもなんでもないけど、エッセイ書きたかった。けどこう思っていいんだと思ったら泣けた。 あと、その時の感性でエッセイ書きたくない、時間が経って気づくこともあるだろうからエッセイを書けなかった(言い訳だけど) 3/1 p185 人の発見に助けられて、それまで気がつかなかったかすかな匂いを次々に自分でも発見していくことごできる。 →人の発見に助けられてって素敵な言い回し〜 毒舌だけど繊細な言い回しする人だなぁ 言葉って世界だなー その人が発する言葉を見たらその人の世界が分かるよね。 わたしはどの世界を選びたいか改めて考えさせられる ビジネス用語よりもやっぱり香りの表現とか哲学の用語とかで埋めたい…埋めたいなぁ p188 ワインを飲むことが生理的行為にとどまっていて、文化的行為に昇華していない →いやほんとすごいな、なんでもそうだよね 人間である理由ってここにあるのかもね 文化の内側にいるのと外側にいるのとでは違う ワイン飲まないけど、なんとなく香水と似ている気がする 感覚的快楽を楽しんで終わり、残るのは快楽の記憶だけ ハイエンドの部分に、ほんのちょっとしたちがいを求めて狂気じみた情熱と資金を投じる人がどれだけいるかで文化の水準が決まる。
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大変読み応えのある一冊だった。各章興味深く刺激的なテーマで、著者の超人的な行動力と情報収集力には毎度驚かされるが、本書はその豊富な情報を読者がとっつきやすいように提供してくれる良心性も併せ持っている。超一流のジャーナリストがかくも読者に優しいことが嬉しいばかりである。
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序論とキリスト教芸術への旅、ヨーロッパ反核無銭旅行は読み応えあった。暴飲暴食の旅は読み飛ばした。 人間の肉体はその人が過去に食べたもので構成されているように、人間の知性はその人の脳が過去に食べた知的食物によって構成されているのだし、人間の感性はその人のハートが過去に食べた感性の...
序論とキリスト教芸術への旅、ヨーロッパ反核無銭旅行は読み応えあった。暴飲暴食の旅は読み飛ばした。 人間の肉体はその人が過去に食べたもので構成されているように、人間の知性はその人の脳が過去に食べた知的食物によって構成されているのだし、人間の感性はその人のハートが過去に食べた感性の食物によって構成されている。 日本の平和運動や学生運動は、戦後長らく共産党がヘゲモニーを握っていた。1958年に警察官職務執行法の改正案が国会に提出され、これに対する反対運動が爆発的に盛り上がり、共産党のコントロールが効かない大きな運動になってしまった。それをあくまでコントロールしようとする共産党が、共産党の枠をはみ出した全学連の幹部たちを除名し、除名された人たちが結成したのがブント(共産主義者同盟)という組織。これがいわゆる新左翼運動の始まり。 60年安保が終わると、安保の主役だったブントは壊滅して、残っているのは共産党と中核、革マルだった。
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