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天使のいる廃墟
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天使のいる廃墟

フリオ・ホセ・オルドバス(著者), 白川貴子(訳者)

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天使のいる廃墟

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2020/06/12
JAN 9784488011048

天使のいる廃墟

¥1,760

商品レビュー

3.2

7件のお客様レビュー

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2025/01/23

荒廃した村に次々と現れる自殺希望者と、それを迎える怪しげな「天使」とのやり取り。 設定が全体的に謎のままどんどん話がオムニバス的に進んでいくけれど、どれもこれも読後感が絶妙。ずっと薄暗い道を進んでいくような、でも心細くならない感じが、大変好みでした。 以下、印象に残ったフレーズ。...

荒廃した村に次々と現れる自殺希望者と、それを迎える怪しげな「天使」とのやり取り。 設定が全体的に謎のままどんどん話がオムニバス的に進んでいくけれど、どれもこれも読後感が絶妙。ずっと薄暗い道を進んでいくような、でも心細くならない感じが、大変好みでした。 以下、印象に残ったフレーズ。 「作家を偉大たらしめるのは、夢で見る銀の糸を、現実世界の針の穴にとおす腕前なんだ、先生はいつもそう言ってた。」 「人生とは炎のようなものだ。横笛の音色はそう語っていた。ある程度の年齢に達すると、炎には人生の思い出が重なり合ってくる。」 「死はどんなふうに踊るんですか?  そう聞くと、生まれて初めて夜遊びに繰り出してきたティーンエージャーみたいにしてね、と答えた。」 「ふたりのコメントは聞き流し、パライソ・アルトを歩いてまわった。村のたたずまいが気に入ったようだった。病人みたいな微笑みを浮かべてるのね。カレンダーの最後の一枚みたいな感じ。」

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2024/06/24

タイトルの「天使」から自分がイメージしたものと、内容がだいぶかけ離れていて、何とも言えない感じの話でした。これがスペイン文学なのかー…

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2022/02/01

つかみどころのない不思議な本でした〜 スペイン語の原文読んでみたい。 あとがきを踏まえてもう一度読んでみようかなあ

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