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いのちの停車場
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いのちの停車場

南杏子(著者)

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いのちの停車場

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2020/05/27
JAN 9784344036048

いのちの停車場

¥1,760

商品レビュー

3.9

73件のお客様レビュー

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2025/01/25

「サイレントブレス」と同じように大学病院から在宅医療の診療所へと職場を替えて奮闘する医師の咲和子が主人公。終末期をどう看取るかだけではなく、介護者のケアや先端医療、保険制度や安楽死と幅広いテーマを投げ掛けられました。最後の期間を納得のいくものにしたいという思いは一貫しています。 ...

「サイレントブレス」と同じように大学病院から在宅医療の診療所へと職場を替えて奮闘する医師の咲和子が主人公。終末期をどう看取るかだけではなく、介護者のケアや先端医療、保険制度や安楽死と幅広いテーマを投げ掛けられました。最後の期間を納得のいくものにしたいという思いは一貫しています。 最終章が安楽死。医師父娘の親子であればあるかもしれない、だから最も辛い行為だと思うと息を詰めて読み進めました。最後に父は娘に「・・・。永遠の苦しみではなく、この痛みに終わりがあるときめることによって、死はむしろ生きる希望にすらなりうる」と伝えます。

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2024/11/04

「泣いている場合ではない。考えよ」読了直後の感想はこの一言に尽きる。今後どう母の介護や死を受け入れるか。または逆縁の場合、どうやって最期の想い出や悔いの少ない行動に移れるか。肉体的健康に驕りを抱いていたのは自覚済みだが、精神的健康に関してもまだまだ踏み込みが足りなかった。感情に多...

「泣いている場合ではない。考えよ」読了直後の感想はこの一言に尽きる。今後どう母の介護や死を受け入れるか。または逆縁の場合、どうやって最期の想い出や悔いの少ない行動に移れるか。肉体的健康に驕りを抱いていたのは自覚済みだが、精神的健康に関してもまだまだ踏み込みが足りなかった。感情に多大な影響を受ける大切な人との別れ方や健康で居られる何気ない日常のありがたさを考えさせる一冊。

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2024/10/03

うーん読み物として面白いし涙を誘うけど、サイレントブレスの二番煎じは免れないなという印象。東京の大学病院から地方の在宅医療専門クリニックへ移った女医が、死を迎え入れる患者に寄り添ってサポートするお話。私は性格悪いので、同じやん…ってなってしまった。 患者に寄り添い、患者の家族に...

うーん読み物として面白いし涙を誘うけど、サイレントブレスの二番煎じは免れないなという印象。東京の大学病院から地方の在宅医療専門クリニックへ移った女医が、死を迎え入れる患者に寄り添ってサポートするお話。私は性格悪いので、同じやん…ってなってしまった。 患者に寄り添い、患者の家族にも寄り添い…って皆んながそんな医療を受けられたら素晴らしいと思うけど、現実は綺麗ごとだけじゃすまないじゃろ?と想像して白けてしまう。 咲和子の最後の行動は独りよがりだと思った。

Posted by ブクログ