- 新品
- 書籍
- 新書
- 1226-30-00
あぶない法哲学 常識に盾突く思考のレッスン 講談社現代新書2571
1,100円
獲得ポイント10P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2020/05/20 |
| JAN | 9784065193778 |
- 書籍
- 新書
あぶない法哲学
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
あぶない法哲学
¥1,100
在庫なし
商品レビュー
4.3
45件のお客様レビュー
常識の上に展開される法学は、いわば人間社会の陽の部分しか照らし出さない。だが、「きれいごと」は「きたないこと」によって支えられている。理性的な人間が合理的な契約によって国家社会を作り、合理的な法を作って幸せに暮らしていますとさ、というおとぎ話の舞台裏、アンタッチャブルな陰の世界を...
常識の上に展開される法学は、いわば人間社会の陽の部分しか照らし出さない。だが、「きれいごと」は「きたないこと」によって支えられている。理性的な人間が合理的な契約によって国家社会を作り、合理的な法を作って幸せに暮らしていますとさ、というおとぎ話の舞台裏、アンタッチャブルな陰の世界を直視して囚われのない頭脳で考える、池の水はいったん抜いても、時が経てばまた淀んでくる。常識も同じ。一度壊したとしても、油断していればまた新たな常識という淀みが発生する。だから法哲学はゴールがないのだ。つねに怠りなく水を抜いていかなければならない。つねに「これでいいのか?」と問うていかなければならない。
Posted by 
クローン人間はなぜ作製してはいけないのか? 臓器の無償提供は人道的な社会奉仕なのに、なぜ有償提供は金稼ぎとして禁止されるのか? など気になるお題が満載でおもしろい。 しかし考察されるけど結論はない。 そうか、哲学だから答えはないのか、と思うけどスッキリはしない。 一番納得したの...
クローン人間はなぜ作製してはいけないのか? 臓器の無償提供は人道的な社会奉仕なのに、なぜ有償提供は金稼ぎとして禁止されるのか? など気になるお題が満載でおもしろい。 しかし考察されるけど結論はない。 そうか、哲学だから答えはないのか、と思うけどスッキリはしない。 一番納得したのは、法律と道徳は違うということ。 法実証主義に対して、理性や良心のほうが優越すると考える自然法論者が存在する。 しかし良心は時代と共に変化していく(子どもを傷つけてはいけないなど)から、時代や民族を超えた全人類が生まれながらに持っている共通な良心を定義するのは難しい。 法律は社会のメンバーが共通に当てにできるルールブックとして機能している。 だけど悪法もあり、驚くことに悪法に従う道徳的義務はないという。 自分の頭で考えて行動することが大事。 もちろん刑罰は受けるけど、それが法を変えることにつながったりする。
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白かったです。 「法哲学」という分野を初めて知りました。 法律は正義・道徳とは無関係なルールというのを、私は長い間知らずにいました。悪いことをしたら罪に問われる=法律と思っていました。でも正義は人によって違うし、法律は善悪を決めるためにあるものではないのです。 「法律に正しさを期待するな」という本書の言葉にハッとしました。 最大多数の最大幸福というのは、それぞれの人がある程度の譲歩をしないと実現しないのではないかと思います。 本書の例に、一人の熱烈なファンが売り場にあるプレミアムグッズを全部買い占めてしまいました。ファンは自分のお金で正当に購入したもので問題はありません。しかしそのグッズを買いたかった他のファンへの配慮がなく「最大多数の最大幸福」という視点では満たされていないことになります。しかしその熱烈なファンもグッズがたくさん欲しかったのかもしれませんし、それを我慢しなければいけないという法律はありません。 他にもクローン人間を作ることはいけないことなのか等、具体的な例が挙げられていて、考えさせられることも多かったです。 万人が納得できる解決法はないかもしれませんが、考えていくことに意義がある、そんな風に思える本でした。
Posted by 
