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炎上CMでよみとくジェンダー論 光文社新書
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炎上CMでよみとくジェンダー論 光文社新書

瀬地山角(著者)

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炎上CMでよみとくジェンダー論 光文社新書

902

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2020/05/19
JAN 9784334044695

炎上CMでよみとくジェンダー論

¥902

商品レビュー

3.8

60件のお客様レビュー

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2026/01/22

将来CMに携わりたいという思いがあり、ジェンダー論にも興味があったので手に取った。自分は女性であるが、大学受験のために塾に通わせてもらい、私立もたくさん受けさせてもらい、いまは私立大学のお金を出してもらっている。自分の成績だけがどの大学にいくかの判断基準になるということは、当たり...

将来CMに携わりたいという思いがあり、ジェンダー論にも興味があったので手に取った。自分は女性であるが、大学受験のために塾に通わせてもらい、私立もたくさん受けさせてもらい、いまは私立大学のお金を出してもらっている。自分の成績だけがどの大学にいくかの判断基準になるということは、当たり前ではないということを再確認した。 今までぼんやりとあった嫌悪感の正体などが言語化されていて、なるほどと思った。 面白かったのは、慣習を「伝統」として歴史を塗り替えているだけだ、というような一文だ。たしかにそうだなあ

Posted by ブクログ

2025/11/28

「僕たち」「彼ら」という言葉にもこだわる。 正直、そこまで気にしなくても?と思ったけれど、時代が変化していることに気が付いて受け入れないと、変わらない自分が誰かを傷つけることになるのかもしれない、と思ったり。 本の中で紹介されているCMは知らないものも多かったけれど、定期的に炎...

「僕たち」「彼ら」という言葉にもこだわる。 正直、そこまで気にしなくても?と思ったけれど、時代が変化していることに気が付いて受け入れないと、変わらない自分が誰かを傷つけることになるのかもしれない、と思ったり。 本の中で紹介されているCMは知らないものも多かったけれど、定期的に炎上するCMが作られることに不思議さも感じたり。発表する前に止められないものだろうか。 著者の書きっぷりがなかなか面白くて、印象的だったのは以下 ・男性の家事へのかかわり方 レベル0 ゴミ出しは家事ではありません。家じゅうのごみを分別し、それぞれの集積所にもっていき、かつ次の袋をセットしたのなら家事に入ります。できあがったゴミ袋を出勤の途中に出していくのは、単なる「ゴミとの散歩」です。 男性も大変だよなぁ、と思ったり。 以下メモ ・一般的に個人が変えることのできないもの、社会学ではこれを「属性」と呼びますが、これにもとづいて人が不利益な扱いを受けることを、近代社会では「差別」とみなします。 「男女の平等」は、「性別からの自由」を一緒に含めて考えなくては意味がない。性別に関しては「平等」という概念だけでなく、「自由」という概念が不可欠なのです。この場合の自由というのは、性別にかかわりなくある人が自分の能力を発揮できる、性別にかかわりなく、個人として扱われる、と言うことを意味します。 ・性別という二つの箱は、人間の多様性を入れる箱としては、あまりにも種類が少なくてそこからもれ落ちてしまう特性が必ずある。それなのに抑え込もうとするから自由がなくなってしまう。 ・男性にかかる性役割の重圧 ふだんは意見を聞けと言い、困ったときは突然「意見を聞かずに引っ張れ」なんて、同じ項目について逆のことを求めているわけで、無理がありすぎます。女性だって、「華奢でグラマーになってほしい」なんて言われたら、どうしていいか分からなくなるはずです。「いつも優しく癒してくれて、ときどきぐいぐい引っ張ってくれる」こんなのペットの犬しかいないんです。これを生身の人間のオス一匹に求めないでほしいと思います。

Posted by ブクログ

2025/10/16

炎上CMを「訴求対象(男性・女性)」「炎上ポイント(性役割・容姿)」の4象限に分類し、炎上したCMと受入られたCMを比較分析している本です。若干著者の主観が強めですが、現代のジェンダー問題を理解するうえで示唆に富み、読み物としても十分に楽しめました。巻末の炎上広告史も興味深い内容...

炎上CMを「訴求対象(男性・女性)」「炎上ポイント(性役割・容姿)」の4象限に分類し、炎上したCMと受入られたCMを比較分析している本です。若干著者の主観が強めですが、現代のジェンダー問題を理解するうえで示唆に富み、読み物としても十分に楽しめました。巻末の炎上広告史も興味深い内容でした。 難しいのが「性的役割の再生産」というテーマです。女性の視点に偏りすぎてワンオペ礼讃となり、逆に炎上を招くことがあります。女性目線も重要ですが、いまの時代は性別を問わず「個人の視点」から捉えることが求められていると感じました。 また、「彼女/彼」といった代名詞のマイノリティ問題や、「チコちゃんに叱られる!」のように全員を「5歳」という設定で包み込む世界観づくりの巧みさも印象的です。さらに、「環境型セクハラ」や、人種・動物の境界を越えたキャラ設定で半歩先を行くソフトバンク「白戸家」シリーズなど、考えさせられる事例が多く学びになりました。 一方で萌えキャラなど性的強調の度合いには判断が難しいと感じる部分もあります。だし、東京都の公式ポスターなど、公的な場面には萌えキャラがそぐわないという感覚は、社会人として身につけておきたいと感じました。

Posted by ブクログ