
商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2020/05/20 |
JAN | 9784103957058 |
- 書籍
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迷子のままで
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迷子のままで
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商品レビュー
3.9
22件のお客様レビュー
迷子のままでは 虐待による事件だったので 気が重く読むはじめた 子どもを産むこと 育てることが どういうことか自覚も無く出産 毎日の生活と子どもの世話 特に女性にかかる負担 協力がもらえないと 行き着くところは離婚 再び新しいパートナーと出会い結婚 そして起こる悲劇 現実に起きて...
迷子のままでは 虐待による事件だったので 気が重く読むはじめた 子どもを産むこと 育てることが どういうことか自覚も無く出産 毎日の生活と子どもの世話 特に女性にかかる負担 協力がもらえないと 行き着くところは離婚 再び新しいパートナーと出会い結婚 そして起こる悲劇 現実に起きている問題 家庭を持って子を育て仕事をやることが如何に大変か わかる体力も気力も 半端なく必要 いまから帰りますは泣ける作品 津波で失われました命から 伝えられる伝言 こんなこと現場でいっぱい起きたの だろうな 異国からの研修生の問題 土壌汚染など 若い男性が中心の作品だけど みんな良い人 何だかほっとした
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
中編が2編。 児童虐待の連鎖のものと、震災後のもの。 二つとも、癒されぬ心がふわふわと迷子になっているような状態を描いている。 子どもの頃の傷ついた気持ちってずっと残るよなとか 震災で汚染された地で働いている異国の人を含む方々や、現地の方の家族と会えないままに求め続ける気もちとか 天童氏らしい静かな筆致で紡がれている。
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久々の天童荒太作品。 人間の心の闇の部分、弱い部分を描き切るのが上手な作家さんだと思う。 表題作と「いまから帰ります」の2作品が掲載される本書。 「迷子のままで」ではネグレクトが描かれ、「いまから帰ります」では震災後が描かれる。 生きるっていうのは重いな…と思わされる。 人間には...
久々の天童荒太作品。 人間の心の闇の部分、弱い部分を描き切るのが上手な作家さんだと思う。 表題作と「いまから帰ります」の2作品が掲載される本書。 「迷子のままで」ではネグレクトが描かれ、「いまから帰ります」では震災後が描かれる。 生きるっていうのは重いな…と思わされる。 人間には表と裏、光と闇の部分が混在していてどちらか一方で成り立っている人なんていない、そんなことを思いながら読んだ。
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