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R帝国 中公文庫
792円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2020/05/21 |
| JAN | 9784122068834 |
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R帝国
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R帝国
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商品レビュー
3.7
119件のお客様レビュー
積読コーナーの主と化していたが、やっとのことで読了の運びとなった。 『教団X』同様の長い物語。 そりゃ単純に右派(light)と左派(left)ではないだろうとは予測したものの……… まるで未来を予見したような話も、過去から延々と続く愚行の繰り返し(Repeat)の産物とすれば...
積読コーナーの主と化していたが、やっとのことで読了の運びとなった。 『教団X』同様の長い物語。 そりゃ単純に右派(light)と左派(left)ではないだろうとは予測したものの……… まるで未来を予見したような話も、過去から延々と続く愚行の繰り返し(Repeat)の産物とすれば腑に落ちる。その時代ごとに〝まさに今の日本を描いている〟と言われるはずである。 その愚行から解き放たれ自由(Liberty)を目指す人々もまた、自分達のrepeatの波にのまれるしかないのか。これぞディストピア。 2016年にすでにここまでのものを書いてしまう中村文則はやはり唯一無二の作家だと思う。 読売新聞に連載していたのも興味深い。
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これは本なのか、映画なのか、現実なのか この厚さに手に取るのを一瞬ためらったが、全くの杞憂だった。あっという間に読み終わった。
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この本のタイトルのR帝国は、暴走した未来か、パラレルワールドの日本って感じですかね。 ネットがもっと発展して、人間は隣の触れる人よりも、SNSでの仮想の繋がりがよく、そこで「いいね」をもらうために嘘の幸せアピール日常を発信し、皆と同じ事をしない人に向かって徹底的に罵詈雑言を書き...
この本のタイトルのR帝国は、暴走した未来か、パラレルワールドの日本って感じですかね。 ネットがもっと発展して、人間は隣の触れる人よりも、SNSでの仮想の繋がりがよく、そこで「いいね」をもらうために嘘の幸せアピール日常を発信し、皆と同じ事をしない人に向かって徹底的に罵詈雑言を書き込んで追い詰め、その中には宗教絡みの差別がある。 …という、現代社会の嫌な所を煮詰めた感じの世界です。 しかも、ネットというかAIが発展しているので、各々の端末が所有者好みの人格をもっていたり、「いいね」を押すのはもちろんSNS上のやり取りまで「自動返信モード」があるという。 端末が一番の味方という状態もどうかと思うけどそこは百歩譲るとして、自動返信モードって、自分がやってるってことは相手もやってるだろうから、それは結局機械だけがやり取りしてるんじゃん、という、人間関係本末転倒モードに突入しております。 まだ多様性と他人への思いやりが存在するこっちの世界からすると「うわー、こんな心休まらない世界は嫌だ」って感じ満載で、ただR帝国の中にもそういう人がいて、一所懸命戦う(実際、他国と戦争も起こります)んですが、全く報われないんですよ。 もう、ものの見事に最後まで完膚なきまでに、覆らない。 だから、読み終わったら「ずーん」と重石がどこかに残ったままです。 覆らないのは、真実を見せられても、それを信じない=自分にとって不都合で苦痛な事を見なくてすむ、という大衆心理が理由です。 人は見たいものしか見ない、の究極ですね。 今、世界は多様性を平等に認めようという動きになっています。 ベクトルが逆になると、この本のようになってしまいますので、ぜひ認めましょう!と思います。
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