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コックファイター 扶桑社ミステリー
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 扶桑社 |
発売年月日 | 2020/04/30 |
JAN | 9784594084851 |
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コックファイター
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商品レビュー
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闘いに負け、全ての鶏と、全財産を無くした闘鶏家フランク。前半は、最大の目標の大会を目標にしたフランクの再起。とても美しい羽色の鶏イッキーとの出会い、金策に奔走し、優秀な鶏を集める。後半は数々の大会をこなし、いよいよ最大の目標の大会へ。闘鶏に携わる人々の人生や、フランクの長い付き合...
闘いに負け、全ての鶏と、全財産を無くした闘鶏家フランク。前半は、最大の目標の大会を目標にしたフランクの再起。とても美しい羽色の鶏イッキーとの出会い、金策に奔走し、優秀な鶏を集める。後半は数々の大会をこなし、いよいよ最大の目標の大会へ。闘鶏に携わる人々の人生や、フランクの長い付き合いのフィアンセとのエピソードも盛り込まれている。あることがキッカケで決して喋らないと誓いを立てたフランクの一人称の語りが良い。傷つきながらも死ぬ間際まで闘志を燃やし続ける鶏達の雄々しき姿は残酷で、強烈な印象を残す。
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「オフビート」とは、例えば正統派ハードボイルドに対して少し調子っ外れの主人公の行動や言動を指す形容詞かと思うが、本作の主人公フランク・マンスフィールドが大切な闘鶏もキャデラックもトレーラーハウス(一緒に住んでた巨乳娘も)全て失って、なぜか聾唖のギタリストとしてクラブで一晩稼ぐ場面...
「オフビート」とは、例えば正統派ハードボイルドに対して少し調子っ外れの主人公の行動や言動を指す形容詞かと思うが、本作の主人公フランク・マンスフィールドが大切な闘鶏もキャデラックもトレーラーハウス(一緒に住んでた巨乳娘も)全て失って、なぜか聾唖のギタリストとしてクラブで一晩稼ぐ場面はまさに「オフビート」らしいサイドストーリーだな。 解説にもあるように本書は60年代アメリカ南部における闘鶏の実態(いかに社会的に認知された立派なスポーツだったか!)とそれを生業とする伝説のハンドラーの復活を描いた素晴らしい物語。 薄暗い地下で行われる賭博の世界という先入観を覆す闘鶏の奥深さは十分に興味深く、主人公フランクが「話さない」誓を立ててまで最優秀闘鶏家賞を獲得するまでの(あっちこっち寄り道しながらの)物語も素晴らしく面白い。 チャールズ・ウィルフォードは60年代に活躍したパルプノワール作家で、80年代以降に再評価され、本書も今ごろ翻訳されたみたい。翻訳者の解説も短いけど良かった。 4.3
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フランク・マンスフィールドはアメリカ南部で闘鶏の世界に生きる。そして最優秀闘鶏家賞を取れるまで口をきかないという願を立てた。ハードボイルドな男の明暗は… 1962年に書かれ闘鶏の細かい技法や調整法、細かい金勘定をびっしりと伝えてくれる。それが退屈どころかすごく面白く、またフラン...
フランク・マンスフィールドはアメリカ南部で闘鶏の世界に生きる。そして最優秀闘鶏家賞を取れるまで口をきかないという願を立てた。ハードボイルドな男の明暗は… 1962年に書かれ闘鶏の細かい技法や調整法、細かい金勘定をびっしりと伝えてくれる。それが退屈どころかすごく面白く、またフランクの内面もストーリーも良かった。 最初はクライムノベルかと思っていたけれど、一応ハードボイルドの範疇に入るかと思う。 女性にモテるフランクの女性観もちょっと興味深かった。
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