ビジュアル資料でたどる文豪たちの東京

日本近代文学館(編者)

• 販売会社／発売会社: 勉誠出版
• 発売年月日: 2020/04/18
• JAN: 9784585291633

商品レビュー

2021/01/15

「文豪」つながり。
内容：東京を舞台とした作品の紹介のほか、古写真やイラスト、新聞・雑誌の記事や地図など当時の貴重な資料と、原稿や挿絵、文豪たちの愛用品まで100枚を超える写真を掲載。

2020/06/10

2013年と2016年に近文で開催した講座「資料は語る／資料で読む『東京文学誌』」に書き下ろしを加えてまとめたもの。

＜目次＞
生活を支えた本郷菊坂の質店―樋口一葉と伊勢屋　山崎一穎
千駄木・団子坂：確執と親和の青春―森鷗外と高村光太郎・木下杢太郎　小林幸夫
漱石作品における「東京」の位置―「山の手」と「下町」の視点から　中島国彦
女性たちの東京―泉鏡花と永井荷風　持田叙子
近代医学へのまなざし―斎藤茂吉と青山脳病院　小泉博明
作家たちの避暑地―芥川龍之介の軽井沢体験など　池内輝雄
伏字の話から始まって―弴・万太郎・瀧太郎　武藤康史
林芙美子の東京―雌伏期の雑司ヶ谷、道玄坂、白山上南天堂喫茶部　江種満子
遊び、働き、住むところ―川端康成・佐多稲子たち、それぞれの浅草　宮内淳子

巻末に都内の文学館ガイドもアリ。