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ぼくは犬や
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ぼくは犬や

ペク・ヒナ(著者), 長谷川義史(訳者)

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ぼくは犬や

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ブロンズ新社
発売年月日 2020/04/16
JAN 9784893096739

ぼくは犬や

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商品レビュー

4.4

19件のお客様レビュー

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2024/10/07

『あめだま』の犬が主役に。 人形で作った絵本だが、信じられないくらい表情が豊か。関西弁もこれ以外考えられないくらいにはまっている。

Posted by ブクログ

2024/09/07

 本書の2年前に発表された『あめだま』では、男の子「ドンドン」家の飼い犬として登場していた、犬の「グスリ」が晴れて主役となった、前作同様、長谷川義史さんの人情味溢れる関西弁の訳も嬉しい絵本。  自称『人形いたずら作家』ペク・ヒナの、人形やセット作り、撮影を一人でこなすスタイルも...

 本書の2年前に発表された『あめだま』では、男の子「ドンドン」家の飼い犬として登場していた、犬の「グスリ」が晴れて主役となった、前作同様、長谷川義史さんの人情味溢れる関西弁の訳も嬉しい絵本。  自称『人形いたずら作家』ペク・ヒナの、人形やセット作り、撮影を一人でこなすスタイルも、すっかり一つのジャンルとして確立された安定感があるようで、それは表紙や扉絵で絶妙な表情とポージングをしたグスリの存在感や、彼の母「パンウリ」の生んだ全部で29匹もの犬の人形を、ひとつひとつそれぞれに違った拘りの作り方をしている点からも感じられたことには、実際にポメラニアンのムンチと暮らす彼女の犬好きぶりも窺えるようであった。  また、撮影に於いては、まるで絵本から飛び出してくるような犬ならではのスピード感ある迫力満点の写真や、アップにしたときのグスリの顔に浮かぶ、動物ならではの野性味溢れる誇張気味な表情が印象的でありながら、昼と夜の同じベランダでのシーンに於ける、グスリの心理描写の対照性を描いていることにホロリとさせられたりと、人と人が織り成す庶民的な温かさは、犬と人でも変わらないことを教えてくれる。  そして、グスリの場合、忠犬ぶりというよりは自らの内から湧き出る気持ちへの素直さが魅力であることに今回初めて気付き、最初にドンドン家へやって来たときの可愛らしい無垢な姿から、皆出かけてしまった後、ただ一人玄関の上がり框に取り残された、何とも言えない後ろ姿に、散歩のときの外に出られる嬉しさが思い切り表情に表れた様子や、何年かぶりで母親に出会ったときの文字通り目をまん丸くした表情と、様々な彼の気持ちを感じ取ることができた。  それから、先に『あめだま』を読んでいる方には分かるような続編的要素も多く、しかも、それは単なる後日譚ではないからこそ心に残るものがあり、おばあちゃんが登場する嬉しさもあったが、私にはやはりドンドンとの友情が心に残り、ドンドン自身は決して器用な子どもではないものの、それでも大事なものはしっかりと持っていて、グスリは「ぼくが ずっと めんどう みたらな あかんか」とか思っているけれど、その後の彼の失態にはドンドンのことを偉そうに言えないどころか、寧ろどこまでも似た者同士だと感じられたことで、かつての『あめだま』での本音のやり取りが思い出されて、より胸に迫るものがあったのである。

Posted by ブクログ

2024/08/22

ドンドンや!と最後のなんできこえるん。がたまらなく好き。 実家の犬の小さい頃を思い出した。 あめだまに出てくるグスリのはなし。

Posted by ブクログ

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