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ブルーネス 文春文庫
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ブルーネス 文春文庫

伊与原新(著者)

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ブルーネス 文春文庫

1,078

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2020/04/08
JAN 9784167914738

ブルーネス

¥1,078

商品レビュー

4

16件のお客様レビュー

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2025/02/01

終始潮の香りがする物語だった。真剣に物事に向き合う人ほど落ち込み、傷つき、足踏みし、時には後退するものなんだってこと。それでも誠実に逃げずにいれば、いつかは少しずつでも前に進んでいくんだってこと、を教えられた気がする。 伊与原さんの世界は、高校生の頃の物理の世界に憧れていた自分に...

終始潮の香りがする物語だった。真剣に物事に向き合う人ほど落ち込み、傷つき、足踏みし、時には後退するものなんだってこと。それでも誠実に逃げずにいれば、いつかは少しずつでも前に進んでいくんだってこと、を教えられた気がする。 伊与原さんの世界は、高校生の頃の物理の世界に憧れていた自分に引き戻してくれる。科学がどんなに血の通った、心動かすものかを思い出させてくれる。

Posted by ブクログ

2024/11/26

いつものように科学をテーマにした伊与原作品ですが、本作はエンタメ性が半端ない。真山仁作品並の読み応え。念密なリサーチによる現実性の高い内容と魅力ある人間模様が素晴らしい。

Posted by ブクログ

2024/10/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

東日本大震災を予測できなかった過去に忸怩たる想いを持つ科学者連中が集まって津波予報システムの構築を目論む科学エンタメ小説。 はぐれ者たちが集まって完了を含む大きな組織に邪魔されながら目的を遂行するという骨子は、水滸伝的というか判官びいきな日本人好みと言える。ただ池井戸潤なんかが擦りまくっているパターンなので少し食傷気味かなぁ。ドラマ化するには良いと思うが、公的機関と官僚をヒールにしてる分民放好みかな、やとしたらオモロないかも。 科学的知見と人間ドラマの配合度合いが絶妙なのは、さすが伊予原新。安易に恋愛イベントを突っ込まないのも好感が持てる。 贅沢を言えば、ストーリーがどこかで何回か読んだような定番さ。安心して読めるとはいえ、もう一工夫あれば満点つけたんだけどなぁ。

Posted by ブクログ