商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2020/04/10 |
JAN | 9784098605606 |
- コミック
- 小学館
異世界失格(1)
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異世界失格(1)
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
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【あらすじ】 男はその夜、愛する人と玉川上水へやって来た。自らの"恥の多い生涯"を 終わらせるために。だが そこへ例のトラックがあらわれてーー死にたがり作家の異世界転移冒険譚、ここに開幕。 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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これはアイデア勝ち。そして作者がちゃんと太宰治を好きなんだってことが伝わってくる。 基本的には自殺したがりで厭世的で、絵に描いたようなザ・クズ文豪ってところは世間のイメージ通り。我が道を行く我の強さやなんだかんだ言いながら身を挺して人を守る部分は、太宰作品をいくつも読んでる人の発...
これはアイデア勝ち。そして作者がちゃんと太宰治を好きなんだってことが伝わってくる。 基本的には自殺したがりで厭世的で、絵に描いたようなザ・クズ文豪ってところは世間のイメージ通り。我が道を行く我の強さやなんだかんだ言いながら身を挺して人を守る部分は、太宰作品をいくつも読んでる人の発想だなぁ。 『人間失格』のイメージや心中のエピソードがあまりにも有名すぎて伝わりにくい部分だけど、実は太宰治は「自分を含めた人間の『愚かさ』に対してツンデレ」な人だと思うんですよね。 異世界転生もののあるあるネタを設定として上手く取り入れた世界観も面白くて魅力的。 なろうでもう一作、太宰治が異世界転生した作品を見つけた(そっちは1話読み切りのショートショート的なものだけど) たぶん太宰自身に、なんか異世界転生ものの書き手が見ると「転生させたい!」と思うものがあるんだろうなぁ……
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
某文豪が心中しようとしたら異世界に召還された話。 『異世界当選トラック』って単語が妙にツボに入って笑った。異世界転移(転生)の原因はなぜかトラックとの衝突が多い、というお約束を盛大にディスってる……いやいや、リスペクトしてる(?)のが面白いです。 何の能力もなければ、世界を救う気概もない、チートじゃない主人公がいいです。ただひたすら心中がしたいだけで、アンニュイなのが売り(?)の某文豪先生。心中がしたい、という一心が何故か周囲を微妙に救っていくようなそうでもないような。力の抜けたマイペースっぷりを披露しつつ、信念のようなものをちゃんと持ってるバランスの良さが、この主人公の魅力なのかな、と思いました。私は好きです。 この1巻では主要登場人物との出会い編って感じですが、2巻以降はもう少し話が動いていくのかな?期待してます。
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