商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2020/03/26 |
JAN | 9784087717112 |
- 書籍
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チンギス紀(七)
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チンギス紀(七)
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商品レビュー
4.1
19件のお客様レビュー
第七巻。 “親金”の立場を取るテムジン(モンゴル族・キャト氏)とトオリル・カン(ケレイト王国)の連合に対抗する為、ジャムカ(モンゴル族・ジャンダラン氏)、タルグダイ(モンゴル族・タイチウト氏)、アインガ(メルキト族)は“反金”の三者連合を築くことになります。 そして、いよいよ草...
第七巻。 “親金”の立場を取るテムジン(モンゴル族・キャト氏)とトオリル・カン(ケレイト王国)の連合に対抗する為、ジャムカ(モンゴル族・ジャンダラン氏)、タルグダイ(モンゴル族・タイチウト氏)、アインガ(メルキト族)は“反金”の三者連合を築くことになります。 そして、いよいよ草原を二分する一大決戦の幕が開けられ・・。 ついに、テムジンとジャムカが本格的に激突する展開になってしまいました。 トオリル・カン&テムジンVSジャムカ&タルグダイ&アインガという、まさに総力戦といえる大規模かつ激しい戦闘シーンは迫力満点です。 主戦場での連合軍の総力戦も勿論見ごたえあるのですが、個人的にこの巻のハイライトだと思うのは、キャト氏の内政の要ともいえるアウラガ府を、ジャムカの別動隊が急襲した場面です。 それにしても、戦闘要員がいないアウラガを攻めてくるなんて、こういうところがジャムカって容赦ないですよね。 前巻でも民間人の家を蹴散らしてもテムジンを追撃するという場面がありましたし・・(因みに、その時テムジンは民間人の家を避けた為、撤退が遅れたんですよね)。 で、思わぬ襲撃を受けて大ピンチに陥ったアウラガですが、その時、病に侵されて養方所で寝込んでいたはずのベルグティ(テムジンの異母弟)がなんと騎馬で出てくるのですよ~。 もう、この時点で“あのフラグ”が立ちまくりなのでグッときているのですが、その後のベルグティの闘いっぷりが、まるで燃え尽きる前に明るく輝く蝋燭の炎のようで、最高に雄々しくて胸アツで泣けてきました。 一方、戦場で繰り広げられている大乱戦も、テムジンVSジャムカを始め、アルワン・ネクVSアインガの持久戦だったり、あのタルグダイも今までにない健闘ぶりを見せるなど、これどう収集つけるの?という攻防戦が続きます。 そうそう、ムカリの“雷光隊”もいい仕事していましたね。 最終的に、明暗を分けたのが“後方部隊(兵站・馬等の物資補給)”の強固さだったわけで、ここにテムジンの他とは違う視野の広さが活きてきた感じですね。 さて、今後テムジンはどのような国造りをしていくのか、ジャムカやタルグダイ、アインガがどうなっていくのか、その動向に注目です。
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とうとうテムジンがモンゴル族を統一に…。 後半はほとんどが戦いの場面。私の想像力が弱いのか、文字だけではなかなか戦いの場面を思い浮かべられず…。ただ息詰まる感じは十分に感じられ、面白かった。
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決戦のシーンがドキドキして読むのが止まらない。裏の裏を読んで戦いその勝敗はちょっとの読みの違いで決まる。勇気と決断と深い読みと力がテムジンを勝利に導いたのだろうと思う
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