商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | SBクリエイティブ |
発売年月日 | 2020/04/11 |
JAN | 9784815602789 |
- 書籍
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経営戦略4.0図鑑
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経営戦略4.0図鑑
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商品レビュー
3.9
7件のお客様レビュー
イージーで中身の薄い本かなと思いきや、そんな事はない、素晴らしい本。ムーアは、自律した生物が協調と競争を繰り返しながら構成しているという生態系の特徴は、ビジネスの領域に応用できると言ったらしいが、ビジネスを生態系に例えた所から本著は始まる。そして、知った気になっている世の中の動き...
イージーで中身の薄い本かなと思いきや、そんな事はない、素晴らしい本。ムーアは、自律した生物が協調と競争を繰り返しながら構成しているという生態系の特徴は、ビジネスの領域に応用できると言ったらしいが、ビジネスを生態系に例えた所から本著は始まる。そして、知った気になっている世の中の動きを気付かせてくれる。 自動運転では走行する車を基地局から遠隔操作することになる。その際通信にタイムラグが発生すると事故につながる。時速100キロメートルで走行している場合、車は0.01秒間に約28センチ進む。そのため、5Gの真価がもっと廃棄されるのは車の自動運転である。5Gは、アメリカと韓国が先行しているが。 アマゾンのeコマースは、アマゾンが売り手となる直販型であるのに対して、アリババは第三者が売り手となるマーケットプレイス型がメイン。そのため営業利益はアリババの方が高い。 ユニクロがバングラディッシュのグラミン銀行と提携して推進している。グラミンユニクロプロジェクト。ユニクロの縫製工場で働く約20,000人女性の教育支援を行っている。収益はバングラデシュのソーシャルビジネスに再投資されている。 メルカリがヤフオクと戦えるのは、新たな価値を生み出す世界的なマーケットプレイスを作ると言うミッションに成功したから。誰かに価値があるのに捨ててしまうなど、地球資源の無駄だと言う共感を得ることができた。 Googleアドワーズ、会社の規模を問わず広告を出す企業にとっては、資金力がなくても多くのユーザの目に触れる可能性がある。また、広告へのリンクをクリックしたときのみ。広告料をGoogleに支払う仕組みなので、確実な費用対効果が見込める。 Appleは、垂直統合型のビジネスモデル。すべての生産工程を自社の管理下に置いている。メリットは各生産工程で生じる中間コストを大幅に削減できること。Appleの研究開発費はトヨタを大きく上回る。最も垂直統合が進んでおり、製品化に必要な機械や設備を貸し出して製造してもらっている。販売も自社のApple Store。スマートフォンの心臓部であるCPUも自社開発。 次世代コンピューターサービスとして注目されているのはアンビエントコンピューティング。スマホ等の特定のハードウェアを使わず、周辺に存在する様々なデバイスがユーザがやりたいことを先回りして認識し、自動的に実現していくもの。 中国政府から自動運転事業を委託されたのがバイドゥ。2017年自動運転のプラットフォームとなるアポロと言う構想。既に自動運転バスを運用している他、人間が一切運転に関与しないレベル4の自動運転バスの量産化を始めている。
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戦略4.0を読み解く視点や、技術、世界のキープレイヤーのビジネスモデルとその先について非常にわかりやすく書かれており面白かった。
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ニュースでよく見る会社についてサラッと理解するならオススメ。日米中の代表企業が比較されてて分かりやすい。 それぞれの勝ち方、利益率など。 全体像の把握はしやすいけど、それぞれの詳細までは掴めないかなと。 分厚い本だけど、1ページの文字数が多くないし図も多いから半日で読める。
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