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ランカ にほんにやってきたおんなのこ
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ランカ にほんにやってきたおんなのこ

野呂きくえ(著者), 松成真理子

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ランカ にほんにやってきたおんなのこ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 偕成社
発売年月日 2020/03/19
JAN 9784034351505

ランカ にほんにやってきたおんなのこ

¥1,430

商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2024/09/02

2024年度 2年生 ランカは10歳の女の子。 自然いっぱいの国から両親が日本でお仕事をするためにやってきました。 ことばも違う、文化も違う、習慣も違う、、、 ひとりぼっちの気持ちになってしまったランカ。 【ともだち】になるステキなきっかけの優しいおはなし。 今まで過ごしてきた環...

2024年度 2年生 ランカは10歳の女の子。 自然いっぱいの国から両親が日本でお仕事をするためにやってきました。 ことばも違う、文化も違う、習慣も違う、、、 ひとりぼっちの気持ちになってしまったランカ。 【ともだち】になるステキなきっかけの優しいおはなし。 今まで過ごしてきた環境と違う異国での生活は大人でも不安な気持ちになります。 素直な行動で言葉が通じなくてもちょっとしたキッカケで友達になれる 子どもの持つ素直な行動力がステキだな。と思いました。

Posted by ブクログ

2024/08/13

日本にやって来た女の子。言葉もわからなくて帰りたくなるが。 第48回千葉県読書感想文コンクール千葉県課題図書

Posted by ブクログ

2024/06/08

 松成真理子さんの表紙の絵は、そのほとんどが、暖色系の明るい気持ちにさせる色使いな分、より対照的に際立って見えるような、感情を無理に抑えようとした女の子の表情が、その後に訪れる、例えようのない不安を表しているようです。  表紙は、両親が日本で働くためにそこで暮らすことになった...

 松成真理子さんの表紙の絵は、そのほとんどが、暖色系の明るい気持ちにさせる色使いな分、より対照的に際立って見えるような、感情を無理に抑えようとした女の子の表情が、その後に訪れる、例えようのない不安を表しているようです。  表紙は、両親が日本で働くためにそこで暮らすことになった、10才の女の子「ランカ」が今まさに祖国のバスに乗って、ずっと仲良くしていたお友達と別れを告げる場面です。  これまで当たり前のように一つの国で暮らしていた子どもが、いきなり遠くの知らない国の学校に行かなければならないと知った時、どんな気持ちになるのでしょうね?  そんなこと、国の文化や言葉も分からないのに、分かるはずがないじゃないかと思いますか?  確かにランカの国の学校は、靴のままで校内に上がれたり、体育は好きな洋服で踊りや太鼓を習うことや、お昼ごはんは持ってきたものを食べたり、校内のお店でお菓子を買ったりといった、日本の学校とは異なる点に関しては、なかなか共感することができないのかもしれません。  しかし、もっと潜在的な子どもの心の内にある、ひとりぼっちになりたくないというような気持ちでしたら、それはどれだけ文化や言葉が違おうとも、自分事のように感じられるのではないでしょうか。仮に、もしあなたがいきなり日本の学校から、遠くのよく知らない外国の学校に通わなければならないことになった時、感じる事のように。  そして、それはこの絵本で教えてくれたように、言葉で正確に伝えようとしなくても、まずは何かを伝えたい気持ちがあれば、ちょっとずつ届くということと、それをするには心の内に抱いているだけではなく、少しの勇気が必要なのかもしれない。けれども、それはきっと相手も同じはずで、外見だけに囚われず、おそらく私達とも似通っている繊細な内面も見てほしい。  そうした変化は、この絵本の場面で見られる、ごく何気ない些細な出来事であっても、十分に距離が近付いた感覚が得られたことが分かるように、お互いの思いを伝えることで、まずは言葉の壁を越えることの大切さを教えてくれます。  そして、友達ができることの心強さは、きっと私達の感覚と共通していながらも、更にこの国の一員になれたような嬉しさも感じられること、それは迎える側にとっても、この上ない喜びだと私は思います。  物語を書かれた、野呂きくえさんは、現在小学校や中学校で、外国に繋がりのある子どもたちに個別で日本語を教えていて、そこでいちばん大切なのが『その子が楽しんでいるか』であり、日本語は様々な表現方法があるから大変だろうなとは思いつつ、それでもどこかに楽しさを感じた様子を見せながら、再びクラスに戻って皆の中に溶け込んでいく、そんな陰でそっと支えてくれる方々の必要性は、まさにひとりぼっちで学校にやって来た子どもたちにとって、裏表紙の、未来を明るく照らしてくれる太陽のような存在なんだろうと思われた、それは世界の子どもたちが、日本の子どもたちと共に喜びを分かち合うことのできる素晴らしさなんだと、私には感じられました。

Posted by ブクログ

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