三兄弟の僕らは

小路幸也(著者)

• 販売会社／発売会社: PHP研究所
• 発売年月日: 2020/03/19
• JAN: 9784569846590

商品レビュー

2024/08/24

面白かったが、家族思いと思っていた父親が何ともう一つの家族を持っていた。この事実を息子たちが自然と受け入れられることが不思議。でも、小路幸也さんワールドで一気に読ませてもらい、異母兄弟同士がいい関係になったこと、嬉しく読めた。

2024/08/10

失ってから、家族の秘密を知っていく話です。
登場人物がみんな優しく、大きな問題もすぐに解決していくので、さらっと読めました

2024/07/30

　ほっこりしたくて事件が起こらなさそうな小路作品をチョイス。バンドワゴンシリーズは許せるけれど、地の文が語り口調なのは著者のスタイルなのか。三兄弟の視点で章ごとに語り手が変わるが、キャラが全然立っておらず「三兄弟」をまるで活かしきれていない。極論ひとりっ子でも物語は成立したはず。そして悪気なく純粋にどちらの女性も同じだけ愛した、なんて我南人もそうだが男性の不倫に寛容すぎでは？どっちも同じだけ好きなら許されるのか。ほっこりしたかったはずが、不満でモヤモヤする読書になってしまった。