商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2020/03/13 |
JAN | 9784492503157 |
- 書籍
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神さまとぼく 山下俊彦伝
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神さまとぼく 山下俊彦伝
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3.6
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松下幸之助の後の社長で、「松下幸之助らしくない」考え方で会社を成長させた 【感想】 松下幸之助の後の社長で、「松下幸之助らしくない」考え方を持ちながら、本格的に会社を成長させた社長となった、山下俊彦伝。 松下幸之助の次の後継者となったのは、松下幸之助の娘の婿であったが、会社を...
松下幸之助の後の社長で、「松下幸之助らしくない」考え方で会社を成長させた 【感想】 松下幸之助の後の社長で、「松下幸之助らしくない」考え方を持ちながら、本格的に会社を成長させた社長となった、山下俊彦伝。 松下幸之助の次の後継者となったのは、松下幸之助の娘の婿であったが、会社を成長させることできず、経営陣の期待に答えることができなかった。 その際に、後任として選ばれたのが山下俊彦。松下幸之助の「松下電器の社員は金太郎飴であるといい」という考えと逆行する育成論、経営論を唱えた。事業部制を採用し、本社の命令ではなく、それぞれの事業部が自主性を持って、考え、経営できるような仕組みづくりを進めた。 *事業部制とは >>事業部制とは 本社部門の下に、事業ごとに編成された組織(事業部)を配置した組織形態。 本社部門の負担を減らし、各事業で迅速な意思決定ができる。 企業が多角化したり、地理的に拡大したりすると、本社部門がすべての事業に関する意思決定を行うのは難しくなります。 *なぜアクション61は成立しなかったのか 世界屈指の家電メーカートップだった彼は、絶頂期にあって「アクション61」と呼ばれた全社的な大改革プランを打ち上げる。家電メーカーから産業エレクトロニクス・メーカーへの転換、国内企業からグローバル企業への転換を訴えたこの改革は、まさに先見の明をもつ改革であった。仮に、松下がこの大改革を実行していれば、日本のエレクトロニクス産業の姿は、現在とはまるで違うものになっていたかもしれない。 【本書を読みながら考えたこと】 ボトムアップ型の組織の成功モデルの一例か。今となっては、ボトムアップ型の組織や、サーバントリーダーシップなどの理論は一般的になっているが、松下幸之助が生きていた当時は、そうではなかっただろう。そのような強力なカリスマリーダーがいる時代において、事業部長たちの意見や主体性を伸ばす組織構築を行ったことには感嘆する。
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読んでいて何故だか仕事のモチベーションが下がった。 松下さんから脱却できず、対策も失敗しまくる。時代の変化についていけてない。 失敗から学ぶ本は多いが、自分ならどうするという教訓にはあまり繋がらなかった。
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最近のソニー関連本は、元気が出る本。 一方で松下/パナ本は、何故か松下幸之助から脱却出来ない。 立石泰則著 復讐する神話 の意味が今頃になってよくわかる。 山下俊彦とはずいぶん昔だけど、握手したことがある。 それと最近、大阪市大正区を歩く機会があり、泉尾と言う地名に遭遇し...
最近のソニー関連本は、元気が出る本。 一方で松下/パナ本は、何故か松下幸之助から脱却出来ない。 立石泰則著 復讐する神話 の意味が今頃になってよくわかる。 山下俊彦とはずいぶん昔だけど、握手したことがある。 それと最近、大阪市大正区を歩く機会があり、泉尾と言う地名に遭遇した。山下俊彦の出身学校にもその名前が付いている。 それで本書を手にする気になった。 本書の出版には、谷井昭雄が発起人代表になって編纂された 山下俊彦さんの思い出 がベースになっていると言う。 谷井昭雄より後は、松下正治が宮下を社長にし、その後、中村、大坪で現在の路頭に迷っている松下/パナソニックを作り上げた。 パナソニックの人事抗争史 にそのことが書かれていた。 秘密な事情 という本は、握り潰されたと 噂の眞相 が書いていたが、その後出版されたようだ。 これらを読むと誰が現在を作ったが見えてくる。 そんな中、山下俊彦がどう活躍したか、 本書で読めることを期待している。 余談 ソニーもいっとき凹んでいた時期があったが、 持ち直し躍進を続けている。 既にパナソニック/松下電器と雲泥の差をつけている。 ソニー本は未来につながる。 パナ本は過去の話だ。 この会社には、中興の祖と言える人がいない。
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