商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2020/03/12 |
| JAN | 9784065190678 |
- 書籍
- 文庫
つげ義春日記
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つげ義春日記
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商品レビュー
3.8
17件のお客様レビュー
昭和50年から55年までの日記。つげさんは文章もいい。 かなり赤裸々に夫婦間のいざこざや経済的な問題や不安神経症について書かれている。 後半はほとんど不安神経症の記録となっており、読んでいて気が滅入った。息子の誕生や住居の購入などの大きなイベントもあった期間なのに、それよりも日常...
昭和50年から55年までの日記。つげさんは文章もいい。 かなり赤裸々に夫婦間のいざこざや経済的な問題や不安神経症について書かれている。 後半はほとんど不安神経症の記録となっており、読んでいて気が滅入った。息子の誕生や住居の購入などの大きなイベントもあった期間なのに、それよりも日常の、子育てや、妻との諍いや、病気のつらさに記述の大部分が費やされている。一部創作が混ざっていて妻の藤原マキさんが書いた日記と食い違う部分もあるようだが。 本書を「私小説」と評する声もある。漫画の元ネタになっていると思しき箇所もいくつかあった。 表紙のデザインに違和感。つげ義春といったら「ねじ式」だからこれでいいだろ、みたいな安直さを感じる。
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たまたまKindleで見つけたのだが、ただの日記なのに、なぜか止まらなくて一気に読んでしまった。 全く普通の日記で、毎日だいたい同じことの繰り返しではあるのだが、子供が生まれて大きくなって、そのあいだに妻が癌になって手術をして、自分自身も不安神経症になってまともに仕事もできないよ...
たまたまKindleで見つけたのだが、ただの日記なのに、なぜか止まらなくて一気に読んでしまった。 全く普通の日記で、毎日だいたい同じことの繰り返しではあるのだが、子供が生まれて大きくなって、そのあいだに妻が癌になって手術をして、自分自身も不安神経症になってまともに仕事もできないような状態になって・・・と平凡ながらも事件は起こっている。 自分なりに頑張っているのになかなか理解してくれない妻に対する不満、子供の世話に追われてついつい邪険に扱ってしまいながらも、もうどうしようもなく子供のことが愛おしいという気持ち、婿養子になって肩身の狭い思いをしながら売れない漫画家をしている弟に対する兄としての親愛の気持ち、自分のことをあるがままに愛してくれない母親に対する複雑な心境・・・。私はこの人の人生は知らないけれども、作者の背中を自転車の後ろから、病院の待合室の陰から、アパートの台所の後ろから追いかけているような感覚になる。 不安だ不安だと言いながらも生きていくしかない、子供への愛が大きいのに自分はなんだかふがいないというやるせない感情。そういうものは私にもあるのだろうと、しばし1人じゃないような気持ちになった。 作者があとがきに書いてあるように、私小説という括りでもたしかにいいかもしれない。 日記を読み終わってさっそく本棚らから漫画を取り出して読んだ。
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映画旅と日々がとても良い映画だったので原作者に興味を持ち読んでみた。つげ漫画は2作ほどしか読んでいないのでどんな漫画家だったかは評価出来ないが著者の日常を綴った私小説的日記は平凡なネガティブ人間に感じた。 鬼才や難解な作風を感じさせるような生活ぶりでなく読んでいても面白くはなかっ...
映画旅と日々がとても良い映画だったので原作者に興味を持ち読んでみた。つげ漫画は2作ほどしか読んでいないのでどんな漫画家だったかは評価出来ないが著者の日常を綴った私小説的日記は平凡なネガティブ人間に感じた。 鬼才や難解な作風を感じさせるような生活ぶりでなく読んでいても面白くはなかったが作家の日記をこれまで読むことはなかったのでこういう作品もこれから読んでみても良いかなと思えた。
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