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最後の講義 完全版 福岡伸一 どうして生命にそんなに価値があるのか
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 主婦の友社 |
発売年月日 | 2020/02/29 |
JAN | 9784074391387 |
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最後の講義 完全版 福岡伸一
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最後の講義 完全版 福岡伸一
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商品レビュー
4.1
24件のお客様レビュー
既に『動的平衡』を読んでおり、かつNHKで放送された同タイトルを視聴済みであるので、福岡先生の提唱されている内容の復習、として読んだ。NHKの放送でお話しされたことが実に鮮やかで、印象に残るものばかりだったので文字として読めて嬉しい限りだ。 『生命とは動的平衡な流れである』。機械...
既に『動的平衡』を読んでおり、かつNHKで放送された同タイトルを視聴済みであるので、福岡先生の提唱されている内容の復習、として読んだ。NHKの放送でお話しされたことが実に鮮やかで、印象に残るものばかりだったので文字として読めて嬉しい限りだ。 『生命とは動的平衡な流れである』。機械的に組織の中の部品のように見るべきではなく、生命とは絶妙なバランスの上で成り立っている。一見哲学のような表現であるが、解説を聞くといかに生命というのは奥深いものだと感嘆させられる。 フェルメールのエピソードはNHKの番組にはなかったように思う。講義を聞いた人たちの質疑応答の鋭さ、また的確に回答する福岡先生。最後まで、なるほどと思うことばかりだった。
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福岡伸一先生の本は何冊か読んだが、その中でもこの本には、先生が今までの人生で見出した生物学等の学問に対する考え、芸術や生命そのものに対する哲学が凝縮されていて、とても心に残った。 「生命とは機械ではなく、動的平衡なもの」 何回も目にしたワードだけど、やはりハッとする。 ベルクソン...
福岡伸一先生の本は何冊か読んだが、その中でもこの本には、先生が今までの人生で見出した生物学等の学問に対する考え、芸術や生命そのものに対する哲学が凝縮されていて、とても心に残った。 「生命とは機械ではなく、動的平衡なもの」 何回も目にしたワードだけど、やはりハッとする。 ベルクソンの弧のパートの考え方もとても面白い。 第3章に関して医療に携わる立場としては、脳死による移植など機械論的な考えに基づく医療行為が資本主義的なものであるというくだりはそのまま受け入れることは難しかったが、「本来草食動物である乳牛を人工的に肉食動物にした」という言葉はとても印象的。地球全体の動的平衡を崩すことの弊害を考えさせられた。 また、少年時代の福岡先生のレーウェンフック、フェルメールとの出会い、研究で壁にぶつかった時にシェーンハイマーの言葉によって動的平衡のコンセプトを得たことなど、先生の歩んできた学問の道の中にターニングポイントとなる先人達の存在があったというのがとても興味深かった。
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最近気になっていた「最後の講義」シリーズ。 手始めに「生物と無生物のあいだ」で有名な福岡伸一さんの本を読んでみた。 この本のポイントは一つ、それは『動的平衡』 常に流れるように動きながらも平衡、バランスを保ちながら生命は存在しているという考え方。人間の体は個体ではなく流体である…...
最近気になっていた「最後の講義」シリーズ。 手始めに「生物と無生物のあいだ」で有名な福岡伸一さんの本を読んでみた。 この本のポイントは一つ、それは『動的平衡』 常に流れるように動きながらも平衡、バランスを保ちながら生命は存在しているという考え方。人間の体は個体ではなく流体である…というと想像しにくいですが、細胞をジグソーパズルに例えた時に、その中の1ピースが分解→再生というプロセスが絶え間なく体内で繰り返され、いつの間にか今とは全く違った細胞で体が形作られている…みたいなイメージです。 動的平衡の考え方で物事を見たり考えたりすることは、非常に重要なことではないかと感じた。単なる生物学における考え方の一つではなく、生き方の一つとして捉えることで、更にこの本から得られるものは大きいのではないかと感じた。 …とはいえ、あまり頭の良い私ではないので、ぜひこの元ネタである映像でこの内容を改めて学んでみたい。
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