商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2020/02/28 |
JAN | 9784041083031 |
- 書籍
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今日も町の隅で
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商品レビュー
3.7
38件のお客様レビュー
上手。 しかし、この話を最後に持ってくるのは意地悪じゃないかなぁ。 ダメ男で終わり。 それが街なのかな。
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蜜葉市を舞台にさまざまな年代の人々の短編集。小野寺さんらしい優しさが根底にある作品でした。振り返れば、あれが岐路だったのかなと思われる場面で、さりげなく優しい選択に導かれる。そして少し前へ進む。本当に一歩づつ。女の子が産まれた日、父親が「どんな出来事も苦しいことも、今のこの時の為...
蜜葉市を舞台にさまざまな年代の人々の短編集。小野寺さんらしい優しさが根底にある作品でした。振り返れば、あれが岐路だったのかなと思われる場面で、さりげなく優しい選択に導かれる。そして少し前へ進む。本当に一歩づつ。女の子が産まれた日、父親が「どんな出来事も苦しいことも、今のこの時の為にどれも必要なことだったんだ」「身ごもったと聞かされた瞬間から、僕は君が好きだった」と静かにうれし涙を流すところがとても好きです。
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短編集。読みやすいページ数。 どれも読み終わった後に爽やかさが残る。 特に「君を待つ」は良かった。 主人公、いただけないところはあるけどそれが人生に作用するからわからない、というのはうなづける。 だんだん登場人物の年齢が上がってくるにつれ、共感できるポイントも違ってくるんだけれ...
短編集。読みやすいページ数。 どれも読み終わった後に爽やかさが残る。 特に「君を待つ」は良かった。 主人公、いただけないところはあるけどそれが人生に作用するからわからない、というのはうなづける。 だんだん登場人物の年齢が上がってくるにつれ、共感できるポイントも違ってくるんだけれど、最後の短編が苦い味なのは人生の妙味というやつだろうか。 今回はどの話の登場人物もちょっとクセがある。 人間らしいと感じるか、読んでいて「うーん」となるか。 後者も含めて人間らしいというべきか。 手軽に読めて人と人の情を感じる素敵な作品。
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