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図説 毒と毒殺の歴史
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図説 毒と毒殺の歴史

ベン・ハバード(著者), 上原ゆうこ(訳者)

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図説 毒と毒殺の歴史

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 原書房
発売年月日 2020/02/22
JAN 9784562057283

図説 毒と毒殺の歴史

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商品レビュー

3

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2021/11/09

この本を読んだきっかけは、中国の歴史ドラマで毒の仕込まれた櫛で主人公の友人が死んだシーンを観て何の毒だろうか?と疑問に思ったから。 ソクラテスのドクニンジンから元ロシア諜報員のノビチョクまで、毒の歴史、毒性、症状、治療法、有名な中毒事件が書かれている。 著者はロンドン在住。地下...

この本を読んだきっかけは、中国の歴史ドラマで毒の仕込まれた櫛で主人公の友人が死んだシーンを観て何の毒だろうか?と疑問に思ったから。 ソクラテスのドクニンジンから元ロシア諜報員のノビチョクまで、毒の歴史、毒性、症状、治療法、有名な中毒事件が書かれている。 著者はロンドン在住。地下鉄サリン事件のことも書かれており、忘れてはいけない事件だったと再認識させられた。 フォントが読みにくく、翻訳が好みではなかったので、星2つ。 491.5

Posted by ブクログ

2020/09/18

毒にまつわるゲームキャラクターへの理解を深めるために手に取った。 血液や体液などの写真は無いが、服毒の後遺症があらわれている人間やご遺体の写真が掲載されているので耐性の無い方はご注意。 まず有名な毒殺事件のあらましを紹介したあと、毒の概要(成分詳細や名前の由来、症状、治療法)の...

毒にまつわるゲームキャラクターへの理解を深めるために手に取った。 血液や体液などの写真は無いが、服毒の後遺症があらわれている人間やご遺体の写真が掲載されているので耐性の無い方はご注意。 まず有名な毒殺事件のあらましを紹介したあと、毒の概要(成分詳細や名前の由来、症状、治療法)の解説が続く形式。 文体がやさしく、ページ数は多くても気負わずに読み進められた。創作のネタが欲しい人には良い書籍だと思う。 前半部にはクレオパトラ、皇帝ネロ、始皇帝、武則天、モーツァルト、パラケルスス、アビゲイル・ウィリアムズ、毒薬カンタレラ、媚薬作用のある毒……とサブカル作品御用達の要素が多数紹介されている。 自分の生活とかけ離れた中近世が舞台なこともあり、このあたりは無責任に楽しく読めた。 後半部では、地下鉄サリン事件や枯れ葉材、2018年のノビチョク香水瓶事件など現代の毒にまつわる事件が取り上げられており、 無邪気に楽しむ気持ちが引っ込んで、戦争や政治、過激な活動をおこなう新興宗教について考えさせられた。 14人を殺害し、毒殺王子【プリンス・オブ・ポイズナーズ】と謳われた英国の医師 ウィリアム・パーマーが絞首刑になったあと、見物客向けに絞首刑の縄輪が土産物として販売された逸話が衝撃的だった。 読んだ瞬間は死刑まつわるものを売り買いすることに嫌悪感をおぼえたが、不正を犯した人間を正義棒でたたくことには快感が伴う。 当時を生きていたら僕も買っていたかもしれないな、とも思った。 単に資料本のつもりだったが、思索のきっかけにもなる一冊だった。 購入を考えてはいるものの、ページ数からすると1000円ほど価格帯が高く感じる。装丁が凝っていて格好良く、使われている紙質が良いので致し方なしか……。

Posted by ブクログ

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