商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2020/02/17 |
JAN | 9784163911755 |
- 書籍
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海の十字架
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海の十字架
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商品レビュー
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海の十字架 大村純忠 乱世の海峡 宗像氏貞 海の桶狭間 服部友貞 螢と水草 三好四兄弟 津軽の信長 津軽為信 景虎、佐渡へ 長尾景虎 からなる安倍龍太郎さんの短編集。 「銀と鉄砲とキリスト教が戦国武将たちの運命を変えた...
海の十字架 大村純忠 乱世の海峡 宗像氏貞 海の桶狭間 服部友貞 螢と水草 三好四兄弟 津軽の信長 津軽為信 景虎、佐渡へ 長尾景虎 からなる安倍龍太郎さんの短編集。 「銀と鉄砲とキリスト教が戦国武将たちの運命を変えた」 と帯に大きく書いてあり、短編集にはそれぞれにそういった部分はあったが、そのコンセプトに興味がある人はそこまで多くはないと思う。 実際自分も海とキリシタン関係の小説だと思ってあまり興味を持てなかった。 ただ安部さんの短編集ならもっと早くゆってよと思いつつ読みました。 マニアック(すごく有名ではない)武将の短編って好きなんですよね。 宗像氏貞、服部友貞わからん人には誰やねんでしょうが楽しめました。 個人的には津軽の信長が一番でしたが、他のも面白かったです。 マニアック武将の小説をもっと読みたい。 2021/12
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短編集で6人主人公がいる。一番面白かったのは、海の桶狭間かな。長尾景虎以外はかなりマイナーな人物で、歴史の裏舞台のようなものを楽しめた。「麒麟がくる」の海がある国は豊かという斎藤山城守の言葉を実感する小説だった。「蛍と水草」の松永久秀はやっぱり、あくが強い人物でしたがそれをうまく...
短編集で6人主人公がいる。一番面白かったのは、海の桶狭間かな。長尾景虎以外はかなりマイナーな人物で、歴史の裏舞台のようなものを楽しめた。「麒麟がくる」の海がある国は豊かという斎藤山城守の言葉を実感する小説だった。「蛍と水草」の松永久秀はやっぱり、あくが強い人物でしたがそれをうまく操った将軍もなかなかのくせ者。そして津軽為信についても調べましたが、彼は長編小説の主人公にしても面白い人物でした。
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海をテーマにした戦国歴史小説短編集。 「海の十字架・大村純忠」 「乱世の海峡・宗像氏貞」 「海の桶狭間・服部友貞」 「蛍と水草・三好四兄弟」 「津軽の信長・ 津軽為信」 「景虎、佐渡へ・長尾景虎」 の6編収録。 全編を通してのテーマとかつながりとかなく、海が背景にあるというだけで個々の独立した小説でした。 三好四兄弟では長慶がメジャーですが主人公は三男の安宅冬康ですし、長尾景虎=上杉謙信のエピソードも史実では確認できないという、マイナーな戦国武将のマイナーなエピソードなため、せっかくのおいしいネタ(マイナーな戦国武将)なのに盛り上がりにかけていて、せいぜいそんな戦国武将がいるんだとwiki検索へ誘われた程度でした。 でも、知らない戦国武将を教示していただけたのでポイントはプラスします。
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