商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 実務教育出版 |
発売年月日 | 2020/01/28 |
JAN | 9784788908079 |
- 書籍
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ひらめかない人のためのイノベーションの技法
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ひらめかない人のためのイノベーションの技法
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商品レビュー
3.3
14件のお客様レビュー
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・感想 図書館で読んでアイデアの思考法や発想の生み出し方を学ぶにはとても良い入門書籍だと思いました。 ・Todo ・イノベーションを起こすには前提条件をそもそもから疑うことが必要。 ・どうせ〜 ではなく、 どうせなら〜とプラス転換すること。 ・高価なものをあえておちょくるくらいのもので描き直す ・高い技術部がなくても技術者と同等の仕事をするにはどうするか。 ・賢い人は全ての人から学ぶ。 平均は経験から学ぶ。 1:否定しない 2:新たな視点提供を歓迎する 3:提供された新支店から連想を展開する。 ★1人では狭い視点しか持てないので複数でたくさんの視点を持つことが大事。 ★一人当たり30秒〜から1分の話す時間を繰り返し回していくことでいろんな人の視点を考え築論を作り上げていく。 ※ミツバチ会議 ★観察〜推論〜仮説〜検証〜考察 ★知っていることと知らないことをはっきり区別する →マインドマップを使って洗い出してみる 誤解は発明の母 余計なこと、遠回りをひたすらすることで正解を学ぶ。 ★アイデア実現の為には汗をかくこと。 それがイノベーションのきっかけになる 誰もが諦めそうになっても最後までやり遂げること。 ★部下の話をよく聞き、失敗する前提で挑戦することを推奨する。 →部下思考は柔軟性を増し、挑戦意欲を高める。 結節点は常に誰からも見向きされていないところで発生する。 スマイルカーブの谷で目利き力を研ぎ澄まし、世界の結節点となる。 なぜかわからないと先に進めない人はメカニズムを。 役立つことがわからないと先に進めない人はメリットを。 ★ちょっとしたことでも面白がり、驚く。 ★若い人はヒントを聞きたがる。 若い頃から常に悩みっぱなしであることを共有する。 なんなら今も悩みっぱなしであることで心を共有する。 若い人の悩みに近い自分の体験談を話し、観察して情報をかき集めることの重要性、正解はわからないけど仮説を立ててみることの重要性と仮説に基づいた挑戦をしてみることの大事さを説くこと。 君の置かれている状況はどんなもの? それらの情報を総合するとどういうことになる? そういう状況だとすれば、君はどうしたらいい? と問いを発することで若者の思考を刺激し、仮説を立てることを助け、挑戦することを勇気づける。cx
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信念は思い込みという言葉が印象的だった。こだわりや絆は良いようで実はそうではない。人を不自由にする鎖のようなものだと別の本で読んだのを思い出す。 発想のためには、いかに固定観念を打ち壊し、新たな価値を作るか。使い手の声を聴き、寄り添えるか。 ナイチンゲールが「どうせ」を「どうせなら◯◯しよう」と取り組んだことが患者の死亡率を減らすことにつながったなど、エピソードや哲学者の言葉を交えながら色々なイノベーションについて紹介されており読み進めていくのが楽しかった。実話は面白い。
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2020年5月刊。この筆者の本は初読み。「阪神・淡路大震災の時、支援物資の整理・配給を任された、大工の見習いの青年が、その職歴と地頭の良さを活かして、誰にでも直感的に分かりやすい配給の仕組みを構築した」という実話を、筆者がツイッターで公開。そのツイートがあまりに面白かったので、...
2020年5月刊。この筆者の本は初読み。「阪神・淡路大震災の時、支援物資の整理・配給を任された、大工の見習いの青年が、その職歴と地頭の良さを活かして、誰にでも直感的に分かりやすい配給の仕組みを構築した」という実話を、筆者がツイッターで公開。そのツイートがあまりに面白かったので、著作にも当たってみたくなり、本書を手に取った。 あと2022年4月から創作講座を受講するので、発想に関する本はとにかく読んでおきたかった。 本書は「クリエイティブな才能のない人間が、イノベーションを起こすための発想を得るには、どんなアプローチを取ればいいのか?」を指南する一冊。 全5章からなり、それぞれ、1)価値基準、2)衆知、3)科学的手法、4)ズレ、5)マネジメント を端緒としたイノベーションを起こすための発想法を例示する。 発想法に関する本というと、とかく抽象的になりがちだが、本書は説明が具体的で、古今の事例も豊富、随所にイラストも入っているので、するすると内容が頭に入ってくる。 個人的に一番、琴線に触れたのは、ソクラテスが得意としていた「産婆術」という発想法。無知の者同士が未知の事項について、対話をしている内に、新しい「知」を生み出してしまうという発想法だ。 無知だからこそ、既存の知識に囚われず、かえって斬新な発想が生まれるというプロセスが大変刺激的だった。「知識がなければダメ」という知識偏重の思いこみが、自分にはあったので、「産婆術」の存在には救われた思いだ。 本書で紹介された発想法は数々あれど、とにかく共通するのは、新しい発想を生み出すには「固定観念、先入観、専門知識が邪魔」ということ。固定観念などを振りかざして、若者に立ちふさがる「老害さん」に、自分がならないよう、心がけたい。
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