商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2020/02/07 |
JAN | 9784049128505 |
- 書籍
- 文庫
青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない
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青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない
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商品レビュー
4.4
9件のお客様レビュー
「みんな」が何を意味するのかを知るために大学に入り、空気が読めるようになったことで、周りが自分をどう思っていたのかを知る卯月。視野が広がったことで気付けたことは必ずしもいいことだけではないわけで、ショックだったろうな。「私、みんなに笑われてたんだ」というセリフが切なすぎる。 そ...
「みんな」が何を意味するのかを知るために大学に入り、空気が読めるようになったことで、周りが自分をどう思っていたのかを知る卯月。視野が広がったことで気付けたことは必ずしもいいことだけではないわけで、ショックだったろうな。「私、みんなに笑われてたんだ」というセリフが切なすぎる。 それでも卯月は現実と向き合って前に進むと決めたし、その思いは一大決心だったと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
咲太の同級生である広川卯月が主人公です。卯月は、アイドルグループ『スイートバレット』のリーダーであり、天然で明るい性格ですが、周りの空気を読んで自分を抑えるようになってしまいます。それが思春期症候群によって、彼女の外見や性格が変わってしまう原因になります。咲太は卯月の本当の姿や願いを知ろうと努力しますが、卯月自身も自分が何を望んでいるのか分からなくなってしまいます。 私はこの作品を読んで、卯月の葛藤や成長に感動しました。彼女は最初は自分のアイドルとしての仕事や人気に満足していましたが、次第に自分の歌や表現に対する思いや、咲太や仲間たちとの関係に悩むようになりました。特に印象的だったのは、卯月が自分の夢を書き込んだSNSで正夢になるという都市伝説『#夢見る』を利用して、自分が本当に望むことを見つけ出そうとしたことです。卯月は自分の夢や願望を素直に表現することができました。 また、この作品では咲太や桜島麻衣も重要な役割を果たしています。咲太は卯月の思春期症候群に対応しながらも、麻衣との恋愛関係を深めていきます。麻衣は卯月の先輩としても咲太の恋人としても素敵な女性でした。二人は卯月を大切に思いながらも甘やかさず、自分らしく生きるように助けてあげました。二人の関係はとても微笑ましくてキュンとしました。 この作品は、思春期症候群という不思議な要素を使っても、登場人物たちの感情や人間関係をリアルに描いています。それゆえに読者も感情移入しやすく、物語に引き込まれます。私はこの作品を読んで、アイドルや歌手という職業や夢について考えさせられました。また、仲間や恋人との絆の大切さも感じました。
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【他人に笑われたっていい、自分の誇れる夢を貫いて】 大学生になった咲太。穏やかな日々の中、スイートバレットに所属する卯月が空気を読めるようになる事で、未知の思春期症候群と遭遇する物語。 同じアイドルグループに所属するのどかと卯月。 同じ目標を抱き努力を続けたから、絆と信頼で結...
【他人に笑われたっていい、自分の誇れる夢を貫いて】 大学生になった咲太。穏やかな日々の中、スイートバレットに所属する卯月が空気を読めるようになる事で、未知の思春期症候群と遭遇する物語。 同じアイドルグループに所属するのどかと卯月。 同じ目標を抱き努力を続けたから、絆と信頼で結ばれた。しかし、天然の卯月が空気を読めるようになり、関係が崩れていく。 皆と同じが安心出来るという無意識な価値観に傷付けられて。 自由に生きる者を妬む気持ちに苛まれながら。 皮肉や嫌味を知った卯月は、人とは違う道を歩み、夢を誇る為に邁進するのだ。
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