商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 技術評論社 |
発売年月日 | 2020/01/18 |
JAN | 9784297111175 |
- 書籍
- 書籍
効果検証入門
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
効果検証入門
¥2,948
在庫あり
商品レビュー
4.2
7件のお客様レビュー
丁寧な印象もあると同時に,個人的には文章が読みにくいところがあると感じます。 例えば,「メール配信の対象を決定する方法が,それぞれのグループの潜在的な購買傾向を考慮するような方法であれば,セレクションバイアスは0にならないでしょう。」(p.17)です。この手の書籍を読む人は,ラ...
丁寧な印象もあると同時に,個人的には文章が読みにくいところがあると感じます。 例えば,「メール配信の対象を決定する方法が,それぞれのグループの潜在的な購買傾向を考慮するような方法であれば,セレクションバイアスは0にならないでしょう。」(p.17)です。この手の書籍を読む人は,ランダム割り当てくらいは承知しているでしょうから,この文の「考慮」は,「潜在的な購買傾向が偏らないように配慮すること」と解釈すると思います。ところが,その後に続くのが「セレクションバイアスは0にならない」なので,「へ? どういうこと?」となってしまいます。この文章で著者が言いたいのは「対象の決定を購買傾向に基づいて行う方法であれば」なのだといちいち解釈し直さないといけないです。こういう読み方をしなければならない箇所がまあまああります。加えて,「てにをは」が変なところもあったりします。 でも,トータルとしては良い本だとは思います。引用文献のリストがないのが欠点。 ***** …分析者が認知していないようなセレクションバイアスに関しては[因果推論と言えど]減少することはありません。つまり,分析者が事象について洞察力を働かせ,その仮説をもとに分析を進めることが非常に重要です。(p.35)
Posted by
実際のビジネスシーンに即しながら、できるだけ科学的に正しく、かつ、ビジネス的に意味のある効果測定を行う方法について、理論面、実装面の双方からわかりやすく述べられている。 この分野は初学者であったが、回帰、傾向スコア、DIDなど、各種手法についての基本的な理解は十分に得られたよう...
実際のビジネスシーンに即しながら、できるだけ科学的に正しく、かつ、ビジネス的に意味のある効果測定を行う方法について、理論面、実装面の双方からわかりやすく述べられている。 この分野は初学者であったが、回帰、傾向スコア、DIDなど、各種手法についての基本的な理解は十分に得られたように思う。 あとは実践を繰り返して、より理解を深めていきたい。 この手の書籍では、理論の説明がしやすいような具体例が用いられることがあり、実際のビジネスシーンとの乖離を感じることがある。 一方本書では、いずれの具体例も、実際のビジネスシーンとの類似度が高いため、実務を想定しながら理解を深めることができた。
Posted by
評判の良さも納得の本で,原理と実装のバランスが読者層をうまく把握していると思う。実装しようとする人はもちろん,因果推論をとりあえず知っておきたい人にもおすすめできる。 3章までの理論面については,グラフィカルモデルやバックドア基準などに詳しいPearl本により補完するのがいいだ...
評判の良さも納得の本で,原理と実装のバランスが読者層をうまく把握していると思う。実装しようとする人はもちろん,因果推論をとりあえず知っておきたい人にもおすすめできる。 3章までの理論面については,グラフィカルモデルやバックドア基準などに詳しいPearl本により補完するのがいいだろう。
Posted by