踊れぬ天使 佳代のキッチン 3 祥伝社文庫

原宏一(著者)

• 販売会社／発売会社: 祥伝社
• 発売年月日: 2020/01/10
• JAN: 9784396345952

商品レビュー

2024/08/01

佳代は相変わらずドライだ。

移動の決定が早すぎる。

お節介で人の問題に踏み込む割には、縁の切れ目がスパッとしすぎに感じる。

これも育ちの影響なのか？石川で支店補助をして、静岡の茶畑で妻持ちに恋をし、佐渡で結婚をアシスト、群馬でブラジル人の結婚をアシストし、山形でジャズピアニストを再起させ、礼文でまたまた結婚をアシスト。

こう見ると恋愛も結構テーマになってたりするのか。

2024/02/10

全国をキッチンカーで渡り歩き「調理屋」を続ける佳代。今回は釜山から始まり、金沢、静岡、佐渡、北海道最北端にも。
各地の人々におせっかいを焼きながら奮闘する姿、地元の魚介を使った料理が読んでいて楽しいシリーズ。

2023/08/25

シリーズ3作目
今回は最初に韓国に観光に行ったりしてるけど、やはり国内の各地を転々と

第一話　おみちょの涙　石川県金沢市
第二話　チャバラの男　静岡県藤枝市
第三話　ロングライド・ラブ　新潟県佐渡市
第四話　踊れぬ天使　群馬県大泉町
第五話　モンクス・ドリーム　山形県山形市
最終話　カフカの娘　北海道稚内市

転売、脱サラ茶畑農家、ロードバイクで旅を続ける使命感、日系ブラジル人との軋轢、夢とは、移動スーパーと母娘

何というか、マンネリ感が出てきたな
前作の終わりで続きに期待させるような感じになっていながら、あまりその展開になっていない
佳代は続けようと思ったらこのままダラダラと旅を続けてしまいそう

今作の各話共通点としては男女の仲を取り持つ系のものが多い
その中で佳代の恋愛対象となる男性や、この後の人生についてのあれこれについても悩んだりがある

佐渡のロングライド・ラブのように、佳代がこの人と決めたのならそこで物語がいつでも終われる展開
このシリーズ、いつまで続くんですかね？