商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2020/01/07 |
JAN | 9784022588012 |
- コミック
- 朝日新聞出版
サザエさん 漫画(第一巻)
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サザエさん 漫画(第一巻)
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
祖父が集めてくれていた、サザエさん全巻。娘も読むようになった。なんだかおもしろくて、熱中したこどもの頃。長谷川町子さん、全部読んだ。コレクター的祖父のおかげ。 わからないネタ、当時の状況や文化を親に聞きながら。私は何が伝えられるかな?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
当時としてはただの漫画であるが、今としては戦後の様子や文化がよく描かれた資料である。…という話を聞いて読んでみたが、なるほど、面白い。 まず、戦後の貧困の代名詞である、闇市・闇取引や配給の様子がたびたび描かれている。サザエは着物を出して米を買ったり、節米料理を作ったりしている。 世間では引き揚げ者や戦災孤児が憐れまれており、コレラが恐れられている。 また、アメリカ文化や英語、アメリカ人への憧れがところどころで窺える。街にはしばしばアメリカ人が登場し、MP (米国陸軍の憲兵) にも触れられている。 政治的な流行りも描かれている。戦時利得者が批判されたり、「男女同權とうろん大會」(男女同権討論大会) にサザエが参加したり、壁に「立て!! ゼネスト」と書かれていたり、通行人が民主主義を語っていたりする。(なおこの通行人は女性で、これを聞いたカツオら少年は「近頃の女は生意気だね」「女らしくないや!」と話す。女性に対するこのような価値観もところどころで描かれている。) 文においても、旧字体や古い送り字が各所で使われていて楽しめるほか、「フラッパー」「シャン」といった当時の俗語も登場した。 このように、1巻だけでも見どころ満点であった。漫画としての評価ではないが、戦後を手軽に覗き見られる点で素晴らしく、おすすめできる。
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アニメで現在放送されているイメージで読むと時代が違うようで不思議な読み心地でした。 同作者の「いじわるばあさん」と同じように少しのブラックユーモアがアクセントになっていて面白い。
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