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フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ 増補新版 世界を信じるためのメソッド
1,870円
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ミツイパブリッシング/トランスビュー |
発売年月日 | 2019/12/10 |
JAN | 9784907364137 |
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フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ 増補新版
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フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ 増補新版
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ドキュメンタリー映画監督、作家の著者が、小中学生に向けて「メディア・リテラシーを身につけることは、いま自分たちが生きるこの世界を良くすることだよ」と語りかける。 内容も語りかける口調もかなり良いのだが、やっぱり初版が2006年のものを改筆していったもののため、インターネットのこと...
ドキュメンタリー映画監督、作家の著者が、小中学生に向けて「メディア・リテラシーを身につけることは、いま自分たちが生きるこの世界を良くすることだよ」と語りかける。 内容も語りかける口調もかなり良いのだが、やっぱり初版が2006年のものを改筆していったもののため、インターネットのことがほぼ書かれていない。今の子供たちに勧めるにはインターネットやSNS情報がもっと多いほうがいいなあ、同じような本はないだろうか。 ●メディア・リテラシーとは? メディアは情報を伝える手段。リテラシーは「識字」。メディアを批判的に読み解く、とか、主体的に受け取るというような意味。情報をそのまま信じ込まずに、いろいろな視点から考えたり、分析して取り入れること。 正しい世界観を持つためには、メディア・リテラシーを身につけよう。 ●メディアが正しいとは限らない。メディアの流す情報自体がプロパガンダや思い込みを誘発させる場合もあるし、メディアも商売なので売れるために煽ることもあるし、メディア発信者が騙されて間違えた情報を流してしまうこともある。 メディアには人を動かし、世界を変え、悪くすれば人を殺す力もある。メディア・リテラシーとは自分たち自身のために必要なもの。正しくメディアを見たり聞いたり読んだりすることは、この世界について正しく見てそこから自分で考えるということ。 ●メディア発信者が正しい情報を流したとしても、流し方、順番によって受け取り方は異なってくる。「AだけどB」という内容を出したら、受け取りてはBの印象を強く持つ。 事実を伝えても、背景の映像や、音楽により、受け取り手の印象が変わることもある。 ●テレビ局や新聞社が、刺激的な情報の伝え方をするのは、そのほうが視聴者が増えて商売になるという面がある。 自分たちが有意義な情報を求めれば、メディアもそのような方向になる。 ●メディアでいう「中立性」とは「AとBの中間」ということだが、そもそもそのAとBの概念が人によって違う。 ●「カメラで映像を伝える」ことは情報が伝わりやすいが、それは「カメラが撮らなかったものはなかったことになる」でもあるんだよ。 ●真実は一つではない。人の数だけある。一つのものが全く違う面を持つこともある。世界は多面性で多重的で多層的なんだから、自分の信じたいことで周りを固めるのではなく、いろいろな情報を多角的に考えて判断材料にしよう。 その有益な情報に触れることが、自分たちで、自分たちの生きるこの世界を良くする第一歩だ!
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◆万人向きのメディア・リテラシーの入門書 「メディアは人だ。だから間違える」「キミが知らないメディアの仕組み」 「真実はひとつじゃない」など、メディアの大切さ、その付き合い方・使い方を、 やさしくわかりやすく指南してくれます。 2006年発行と少し古い本なので、SNSの問題に...
◆万人向きのメディア・リテラシーの入門書 「メディアは人だ。だから間違える」「キミが知らないメディアの仕組み」 「真実はひとつじゃない」など、メディアの大切さ、その付き合い方・使い方を、 やさしくわかりやすく指南してくれます。 2006年発行と少し古い本なので、SNSの問題には触れられていませんが、 それ以前の大前提として、メディアというもののあり方を教えてくれる、 入門書としては、いまや(早くも?)古典的名著と言えるかもしれません (調べてみたら、その後、『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』のタイトルで、 SNSの影響など今日的話題を加筆した増補新版が、別な出版社から出ていました)。 著者は話題作・問題作を多数生み出して来た映像作家。 執筆活動も旺盛で、ノンフィクションやエッセイ集を中心に単著約50冊。 本書は、学校でも家でも学べない、中高生が知りたい、寄り道的で、 しかしリアルで大切な知恵を満載した『よりみちパン!セ』というシリーズの1冊。 著者も、他に『いのちの食べかた』という本を書いています。 大人が読んでも気づきのあるシリーズです。 100冊以上ある本シリーズは、版元が理論社から、イースト・プレスに変わり、 いまは新曜社から出ています。 ユニークなライン・ナップが多いため、全部ではありませんが、 絶版にならず版元が行き詰まっても、他の版元に引き継がれているのです。
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