商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2019/12/13 |
| JAN | 9784087735031 |
- 書籍
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となりのヨンヒさん
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となりのヨンヒさん
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商品レビュー
3.8
18件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
どこかの新聞で紹介されてたんだと思うが、タイトルだけメモして、どんな風に書いてあったかは忘れてしまった。唯一「韓国のSF小説」であるということだけ。 とは言え、慣れるまではちょっと戸惑い、なかなか進まなかった。一つ言えるのは、私がこれまで読んできた日本のSF小説とは大分趣が違ったということだ。まぁ、言うほど日本のものも読んでないけど。 ほぼ短編集と言って良い。独特の世界観があった。最後の数篇は同じ世界線の別の話だが、これも交わることはなく。訳者があとがきに書いておられるように、様々な社会的背景などが内包されているらしい。例えば朝鮮半島における問題であるとかも。ただそれを知らずとも読める。どれにも少し寂しいものも感じた気がする。表題の「となりのヨンヒさん」は今、タイトルを書きながら『となりのトトロ』を思い出してしまった。違うけど、似てないこともないような…。
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韓国のSF小説。もともとSFというジャンルをあまり読まないから、少し難しかった。でも、「引っ越し」というタイトルの物語に出てくる主人公の言葉はまっすぐひびいた。 今、お前にとって大切な物は何なのか知らないけど、それが何であれ、僕には大切ではないだろうと思う 妹の病気のために夢...
韓国のSF小説。もともとSFというジャンルをあまり読まないから、少し難しかった。でも、「引っ越し」というタイトルの物語に出てくる主人公の言葉はまっすぐひびいた。 今、お前にとって大切な物は何なのか知らないけど、それが何であれ、僕には大切ではないだろうと思う 妹の病気のために夢から離れなくてはならないお兄ちゃんの言葉。
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毎日新聞にこの作品は星新一を思い出せたと書かれていたから読んだのだが、ぜんぜん違った。この本のほとんどの短編は、なにかの比喩で、作家の言いたいことをSFの手法で表現しているんだとひしひし感じた。もちろん星新一もそうだったろうけど、この作家なら、べつにSF的手法を使わなくても、マジ...
毎日新聞にこの作品は星新一を思い出せたと書かれていたから読んだのだが、ぜんぜん違った。この本のほとんどの短編は、なにかの比喩で、作家の言いたいことをSFの手法で表現しているんだとひしひし感じた。もちろん星新一もそうだったろうけど、この作家なら、べつにSF的手法を使わなくても、マジックリアリズム的な路線で描いて欲しいなと勝手に思った。
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